デザインは誰のため?
おはようございます。
きょうもクリストファー・アレグザンダーの『パタンランゲージ』からの学びです。
私の理解では、デザインとは対立する2つ、またはそれ以上の事実に対して適切な解決を促す手法です。
かっこいいとか、かわいいという表面的なものだけをつくっているのがデザインではないということです。
そう考えると、デザイナーという職業は、決してアーティスチックな人のためのものだけではないのではと考えるようになりました。
私は、幼い頃から絵心というものがありません。
今でも少年のような無垢な絵を描きます。それはキュビズムと言ってはいけないのだと知っています。
でも、アートが大好きです。わからないのに。
なんかいい、なんか好き。反対に、なんか好きじゃない。
そういう直感的な印象をアートからは受けます。
おそらくその直感的な印象は、作者の意図通りで、デザインされたもののときもあるのでしょう。ただ単に私の解釈力、解像度が低いときもあるのでしょう。
良いデザインとは、そのハマり具合がちょうど良いということだと理解しました。
それは受け手の問題解決の手法であって、作り手のエゴではない。
そうだとすると、名画や名建築・古代遺跡は私たちのどのような課題(ニーズ)を解決しているのだろう。
やっぱりすごいですね。後世に残るものをつくる人たちって。
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