第17話 熱量半端ない!
コンパクト農ライフ塾第7期の最終講座を終えた。
最後の講師はポケットマルシェCEOの高橋博之さん。テーマはコミュニティ論でしたが、中身はほぼ人生論でした。あれほどに心揺さぶられることはあっただろうか。
ずばずば発せられる言葉一つ一つがボクサーのパンチのように重かった。そして熱かった。
「きれいごと言って生きてゆけ!」
「田んぼの未来は自分だ!」
あの講義を受けて動けない人は、死ぬまで動けない受動的な人間だろう。締め切りのある人生、そんなもったいないことでいいんですか!?
農に関わる人は、自然との正しい関わり方を知り、また自分も自然物であることを知る。不自然な都市で不自然な働き方をしてきた私にとって、自然とはどれほどに未知なものか、それは動いてみないとこの先も知ることはない。
気がつくと、今すぐできる農との関わりを探して区内の農業体験塾に申し込んでいた。9月から週1で援農。抽選当たりますように。
折しも、第1講座でマイファームCEOの西辻さんが最初に紹介してくれたアフリカの諺でポケマル高橋さんも講座を締めくくった。
"If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together."
農はひとりでは完結せず、それは人生も同じ。仲間とともに一歩を踏み出そうではないか。やるっきゃない。
仲間たちも言っていたが、最後にこの講座をぶつけてくるコン農塾も半端ないって!
さあ、残すは今週末のプレゼン大会のみ。役者はそろった。このストーリーの主人公は私だ!
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都会で実践できる農ライフ、読書、ドイツ語、家族などについて「なぜかちょっと気になる」駄文・散文を書いています。お読みいただき、あなたの中に新しい何かが芽生えたら、その芽に水をやるつもりでスキ、コメント、ほんの少しのサポートいただけると嬉しいです。