女子スキージャンプ選手紹介チェコ編
チェコについて
チェコスロヴァキア時代から数えると、1968年のグルノーブル五輪でイジー・ラシュカが獲得した金メダルを始め合計7つの五輪メダルを持っているチェコ。男子の方ではヤクブ・ヤンダのOVR、4HTの総合優勝、ヤン・マトゥラの覚醒シーズン、2010年代は安定して結果を残していたロマン・コウデルカ、先日引退を発表したが2017年世界ジュニアでのポラシェクの優勝などどの時代でも結果を残せる選手がいたチェコだが女子は今ひとつ発展途上だった。しかし近年インドラツコヴァ姉妹を始めポイントを取れる選手が複数出現。インドラツコヴァ姉妹、ウルリホヴァの3人は今回の北京五輪でチェコ女子選手として初めて五輪に出場した。現在男子チームは財政難、育成システムの欠如(チェコ協会関係者ルデク・マトゥラ談)で苦戦を強いられている
ヘッドコーチは皆様ご存知アントニン・ハイエク。
参考文献 https://www.irozhlas.cz/sport/olympijske-hry/skoky-na-lyzich-olympiada-peking-koudelka-janda-matura_2202041034_apr
Karolina Indrackova カロリーナ・インドラツコヴァ (1997)
チェコのエース核。今シーズンはリレハンメルでの14位、五輪に出場するなど飛躍の一年となった。ニックネームは”カヤ“。兄に触発されジャンプを始めた。「チェコではまだ女子ジャンプの土台ができていないためか、学校で自らがスキージャンパーである事を明かすと非常に尊敬を集めていた。」と語る。
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Anezka Indrackova アンゼカ・インドラツコヴァ (2006)
カヤの9歳差の妹でW杯転戦は今季から。以前はアルペンカップなどを回っていた。
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Klara Ulrichova クララ・ウルリホヴァ (2004)
20/21シーズンに突如あわられヒンツェンバッハでは18位を記録したチェコ自慢の若手。今季は若干苦戦しているが楽しみな選手の一人ではある。趣味は料理。
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