女子スキージャンプ選手紹介イタリア編
イタリアについて
北部がアルプス山脈に位置するイタリアは昔からアルペンスキーが盛んである。近年ではマンフレッド・メルグ、ソフィア・ゴッジャ、クルトーニ姉妹などが有名だがノルディック競技でもクロスカントリーはディスタンス系が強く複合でもアレッサンドロ・ピッティンが大舞台で結果を残している。スキージャンプに関しては90年代に活躍したロベルト・チェコンが有名で彼の息子フランチェスコ・チェコンも選手である。インサム姉弟、ブレサドーラ兄弟、ルンガルディエール兄妹、シフ姉妹、マルジナー姉妹など“きょうだい”でスキー競技をプレーしている選手が多い印象がある。2022年ジュニア世界選手権複合女子ではアニカ・シフが葛西春香(東海大札幌高)を抑え優勝した。
女子チームのコーチは20/21シーズンからアンドレアス・フェルダーが、アシスタントには19/20シーズンから伊達男セバスティアン・コロレドが就任している。
マルジナー姉妹のサイン
Lara Malsiner ララ・マルジナー (2000)
南チロル出身で本職は警官。マルジナー姉妹の次女。現在のイタリアチームのエース格。2016年のユース五輪、2020年のジュニア世界選手権では銅メダルを獲得した。北京五輪は17/18シーズンから順に総合18位→18位→15位を記録し2020年2月には表彰台に立ったこともあった。
声をかけるといつも笑顔でポーズをとってくれツーショットを求めた時も満面の笑みで撮ってくれた。
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Manuela Malsiner マヌエラ・マルジナー (1998)
マルジナー姉妹の長女でこの人も本職は警官。2017年蔵王第1戦、吹雪により一本で終わった試合だが3位表彰台に入りその勢いのまま乗り込んだ2月の世界ジュニアは当時18歳だったエマ・クリネツ、16歳だったニカ・クリジナルを抑え優勝を果たした。非常に怪我が多い選手で近年は満足のいく結果が出ていてない。
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Jessica Malsiner ジェシカ・マルジナー (2002)
マルジナー姉妹の三女。本職は兵隊。短縮シーズンとなった20/21シーズンはコンスタントにポイントを稼ぎ総合28位となった。ララにアクシデントがあったため北京五輪にも出場した。
晴れた日は山へ行き雨の日は料理をすることが趣味で憧れはカミル・ストッフ。
座右の銘は「100%を出し切り常に自分を研磨すれば未来が見えてくる。」。
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Martina Ambrosi マルティナ・アンブロッシ (2001)
2019年ごろからW杯を転戦し始めた選手。本線デビューは2022年2月のヒンツェンバッハ。明るい性格で声を掛けると満面の笑みで反応してくれる。
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追記
長らくイタリアチームの核であったエレナ・ルンガルディエールは2020年6月に現役を引退した。写真撮影を求めたらビブまでくれた気前の良い選手。彼の兄ルーカスもコンバインドの選手であった。
イタリアチームはアップでバレーボールをプレーしている。
コロレドのサイン
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