恋愛できないのは、ラブコメアニメが原因だった！？

この文章では、中学３年生から大学生になるまで、恋愛ができなかった僕自身を振り返って、その原因を分析しています。参考になる人が1人でも多くいればと思います。

ラブコメアニメ依存症だった僕

このnoteを読もうとしてくれたということは、きっとあなたもラブコメアニメを見たことがあるのでしょう。
ラブコメアニメとは主に恋愛をテーマとしているアニメのことで、基本的には主人公が男性であることが多いです。
特に、高校や大学をテーマにしている作品が多く、感情移入しやすい僕にとって、ラブコメアニメを見ることは、恋愛をするようなものでした。僕は、自分が主人公になったつもりでかわいいヒロインと様々な恋愛をしていました。僕は中学３年生から高校２年生までの３年間で５０作品以上を見ており、すなわち５０人以上のヒロインと恋愛をしたのです。

ラブコメアニメ依存症によって捻じ曲げられた人生

さて、僕がラブコメアニメ依存をしていたことは皆様にも伝わったと思いますが、だから何だと思ったかもしれません。
僕は大学受験の１年間アニメを見ることを止めていました。ただ、受験が終わって、大学生になってからまたラブコメアニメを見始めました。しかしつい３か月前、もう一度、ラブコメアニメを見ることを止めました。僕はやっと気づいたのです。ラブコメアニメ依存が僕の人生を大きく捻じ曲げていたことに。

人生を大きく捻じ曲げていたとはどういうことか。それは、現実での恋愛ができなくなっていたということです。中学３年生から高校２年生なんて、最も恋多き時期だと思いますが、その期間、僕は誰のことも好きにはなりませんでした。好きになるのは画面の中のヒロインだけ。ラブコメアニメでの疑似恋愛に満足してしまって、現実で恋愛しようと思えませんでした。ただ、このことに気づいたのはつい３か月前で、大学生になっても彼女ができへんなぁと思って、彼女がいる友達によく相談をしていたところ、そもそも好きな人ができていないことに気づき、その理由がラブコメアニメにあると気づきました。

現実の恋愛からラブコメアニメへ逃げていた僕

現実での恋愛は、楽しいことも多ければ、振られるリスクや関係を維持するストレスなどしんどいこともたくさんあります。ただ、ラブコメアニメでの恋愛は基本的には、主人公とヒロインが結ばれてドキドキラブラブする内容になっているため、楽しいことしかありません。感情移入しやすく、三次元と二次元の区別がそこまでついていなかった僕は、恋愛をする場をいつの間にか三次元から二次元へと移してしまっていたようです。

このnoteを書く意義

僕がこのnoteを書こうと思ったきっかけは、もしかすると僕と同じように現実での恋愛ができなくなってる人が少なくないのではと思い、そうなってしまっている現状を認知してもらうことと、現実で恋愛ができるようにサポートしたいと思ったことです。

ラブコメアニメを見ていたころと見るのを止めた今の比較

長年にわたるラブコメアニメ依存から解放されて、早三か月たちますが、変化はかなりありました。時系列順に説明しましょう。
・ラブコメアニメを見れないことによる軽いストレスが生じる
・ラブコメアニメで恋愛ができないことによる喪失感が生じる
・だんだんアニメキャラに恋していたことがばかばかしくなってくる
・今まで現実で恋愛してこなかったことに焦りを感じ始める
・このまま誰も好きになれないのではないかと不安になる
・ラブコメアニメを見て安心したい気持ちになる
・アニメヒロインが頭から抜けて、現実の女子が恋愛対象に入ってくる
・自分の好きなタイプがはっきりしてくる
・気になる人ができる
・好きな人ができる

僕は二度とラブコメアニメを見ない

ラブコメアニメをやめて、三か月ほどですが、なんと、数年ぶりに好きな人ができました。ただ、好きな人ができるということは、いわば運命みたいなものなので、ラブコメアニメを見るのを止めれば必ず好きな人ができるというわけではありません。これだけは、注意していただきたいです。ただ、今まで好きな人が全くできなかった僕にとって、これは大きな進歩だと思います。そして、ラブコメアニメが僕にどれほどの悪影響を及ぼしていたのかもわかりました。今までも気になる人はできても、無意識にアニメキャラと比較をして、アニメキャラを選んでしまっていたため、好きになれなかったのだと思います。ただ、今の僕にとっての比較対象は同じ現実の女子なので、好きになることもできたのだと思います。

伝えたいこと

正直、ラブコメアニメを見ることは楽しいです。ただ、もしかするとその楽しさは、現実逃避の証かもしれません。アニメを見ることは開くとは思いませんが、現実でのやる気が出なかったり、恋愛がうまくいかないときは、自分が、現実から画面の中へと逃げてしまっていないか確認してみてください。現実での恋愛はつらいこともたくさんあるとは思いますが、それを乗り越えた先には成長が待っていると思うので、ぜひみなさんも現実で恋愛してください。