
弁当を語る
自炊を始めてもうすぐ一年になる。
料理は楽しめる人間である。学生だし、何でも食べるし。
比較的外食の少ない家で育ったせいか家での食事が染みついている。一人暮らしでも変わらない。節約万歳。
このところ弁当を4回ほど作って悩む。ビジュアルの変化が難しい。
究極、米と米を食べるおかずがあればなんでもいい。それは日々の食事でも変わらない。だがしかし、米と野菜、肉か魚をいれたバランスの良い彩り豊かな弁当が理想である。そうでなければ弁当でない気がする。なぜそう思うか。高校生活の弁当が理想なのだ。
母は偉大だ。あと、冷凍食品と卵は偉大だ。
冷食一つあれば主菜が決まる。家で揚げ物なんぞは仕込めないから冷食に頼りがちである。春巻きが好きだ
卵は便利である。高くて困る。
ゆで卵か卵焼きを仕込めばたいていうれしい。忙しい朝ご飯にとっても一つあれば幸福である。変幻自在だ。
(余談だが卵かけご飯を朝に食べるとおなかを壊すのは私だけだろうか?)
野菜はカット野菜がいい。ドレッシングはゴマが好きだ。
消費期限の短さが難点だがたいてい食える。
あとはもやしをレンチンして味付ける。すぐなくなる。
主菜は冷食か残り物。副菜に野菜をプラスして、ご飯にふりかけをかけて一丁上がり。これがパターン1。
そぼろご飯、鮭の混ぜご飯、炊き込みご飯。白いご飯だけでは寂しい人間なので、いろいろ作る。これにおかずがつくとボリューミーで満足度が高い。パターン2。
この辺でネタ切れになりネットを頼る。別に同じものを続けようとよかったのに友人と食べるとなると話が変わる。どうせならいいものを見せたい。簡単なものしか作れないのに強欲である。
結論としては弁当箱が悪い。細い楕円の二段重ね弁当。ご飯とおかずのテリトリーが分かれているのでたくさん作って埋めないときれいに見えない。あと浅いのでパターン2を作るとたいてい蓋が閉まらない。大きめ楕円で深めのやつがいい。米の上におかずを載せてみたい。
スープジャーにシチューを入れて持ってきているのを見た。あれもいい。夕飯に作ってあまりがちである。
結論:難しいものは作りたくないけど映えたい。
昼食に焼きそばを作ってふと検索するとオムそば弁当が出てきた。ちょっとした衝撃。その手があったか。弁当は奥が深い。
さてそろそろ時間である。今日はここまで。