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静まって、わたしこそ神であることを知れ

【本記事は、2020/7/18、LINEで配信されたものです】

体の不調、人間関係の問題、仕事の悩み、あるいはニュースで見聞きした気がかりなこと・・日常生活には、私たちの心を乱すものがたくさんあります。

そんな時、心に留めておくといい言葉があります。

静まって、わたしこそ神であることを知れ。

(詩篇46:10)

神からの、2つの命令です。

まず、「静まれ。」

これは、ただ音や声を出さないという意味で「静まる」のではなく、心の中でも静まらなくてはいけません。

原文のヘブル語の言葉には、「あがくことをやめる」「手放す」「リラックスする」という意味もあります。

自分にできることをしたなら、それ以上のことを自分の手でなんとかしようとあがくのをやめて、思い煩いをすべて手放し、神の前でリラックスしなさい、そのような事柄ではなく神に目を留め、身も心も静まりなさい、ということです。

そして、2つ目の命令は、「わたしこそ神であることを知れ。」

もちろん、自分にできることをするのは大切です。

しかし、私たちが思い悩むことの多くは、自分にはどうしようもならないことです。

私たちは神ではありません。

主がどんな神であり、聖書の中でも、あなた個人の人生においても、今までにどんなことをしてくださったのか、静かに考えてみましょう。

すると、神は私たちのために大きな計画を持っているのだから、思い煩いという重荷を神にゆだねればいいのだと分かります。

同じ詩篇の第1節にあるように、主はいつも私たちのそばで助けてくださるのです。

神はわれらの避け所また力である。悩める時のいと近き助けである。

(詩篇46:1)

◆ ◆ ◆

主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。

(エレミヤ29:11)

わが魂よ、何ゆえうなだれるのか。何ゆえわたしのうちに思いみだれるのか。神を待ち望め。わたしはなおわが助け、わが神なる主をほめたたえるであろう。

(詩篇42:5)

あなたの荷を主にゆだねよ。主はあなたをささえられる。主は正しい人の動かされるのを決してゆるされない。

(詩篇55:22)

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