【オリジナルビール No.05】代官山坂ジンジャーハニーピルス(ビビビ。×カンパイ!ブルーイング)(2024/09)
2024年9月、「ビビビ。」の1周年を記念して、カンパイ!ブルーイングさんとコラボビールをつくりました!
「代官山坂ジンジャーハニーピルス」誕生秘話
代官山に「ビビビ。」がオープンして、はや1周年。となれば、この1年間さまざまなブルワリーとコラボレーションしてきた我々としては、やっぱり記念のオリジナルビールをタップオンしたいところです……!
そこで今回、白羽の矢を立てたのが東京・江戸川橋のカンパイ!ブルーイングさん。同ブルワリーは、都内に実在する坂の名をビールに冠するのが特徴で(※最近は架空の坂もしばしば採用)、実は数カ月前から代官山にある「代官山坂」をモチーフにコラボをお願いできないかと目論んでいました。
果たして初夏の頃、辣腕ブルワーの荒井さんに恐る恐るオファーしてみたところ、「やりましょう」とご快諾いただき、晴れて1周年記念ビールのコラボが決定しました。
さて、問題はどのようなビールをつくるか、です。「ビビビ。」オーナー2人と荒井さんで打ち合わせの場を持ち、あれこれアイデアを出し合う中で、友清が「ラガー酵母を使いたい。副原料に蜂蜜を使うと、爽やかなビールになるのでは?」と言えば、日比谷も「それに加えて、生姜を使うとどうなりますか? 面白そうだけど」と追撃。
ブルワー荒井さんがこれらの意見をうまくまとめてくれて、スタイルはジンジャーハニーピルスでいこうと相成りました。
仕込みはまだまだ酷暑真っ只中の8月29日AM。汗だくになりながら作業させていただきました。ビール名も「代官山坂ジンジャーハニーピルス」で決定!
ジンジャーハニーピルスってどんな味?
そもそも荒井さんの腕前は、我々をはじめ「ビビビ。」の皆さんもよく知るところ。こちらの無邪気なリクエストを全面的に汲んでいただき、レシピを設計してくれた荒井さんには感謝しかありません。
蜂蜜の糖質が発酵時にどう作用するか、未知数の部分もあったようですが、9月26日の夜(周年WEEKスタート前夜!)、無事に「代官山坂ジンジャーハニーピルス」が代官山に到着しました。
気になるお味については、ぜひ代官山でご賞味いただければと思いますが、荒井さんいわく「生姜を加えながらいっそう蜂蜜感が残るように配慮した」のがポイントで、製造過程ではスライスした生姜を1週間以上も蜂蜜に漬け込み、発酵後期のタンクに投入。再発酵を経て仕上げられました。
ラガー酵母にピルスナーモルトという組み合わせが、実に爽やかなのど越しとキレを表現していて、残暑の季節にぴったりのビールが誕生しました。生姜の風味、蜂蜜由来のフローラルな香り、そしてヘイジーなルックスの組み合わせは、唯一無二でしょう。
ボトル版にはオリジナルイラストも!
なお、「ビビビ。」でのタップオンから少し遅れて、ボトル版もリリース予定。こちらのラベルには、1周年に合わせてイラストレーターのイソガイヒトヒサさんに描き下ろしていただいたオリジナルイラストを配置し、アニバーサリーならではの贅沢な装いが実現しました。
多くの方のご協力、そして関係者の想いをたっぷりのせた「代官山坂ジンジャーハニーピルス」。ぜひ飲みに来てください!
「ビビビ。」では引き続き、さまざまな形で多様なブルワリーとのコラボレーションを展開したいと思っています。ぜひ皆さんのご希望、ご意見も聞かせてください!
★ブルワリー紹介コラムはこちら!
https://note.com/bibibidaikanyama/n/n0bd3f4d55a47