もう、いいや!!
こんにちは、びびです。
お久しぶりでございます、すっかり寒くなりましたね。
なんてったって11月も半ば…
来週まだ20度越えから、15度以下みたいな日があるらしく
今から震えております…
さて、タイトルのことですが…
昨日のことを記録させてください。
昨日は、近所のスーパーで玉ねぎとじゃがいもが安いとのことで
てくてく歩いてお買い物へ。
玉ねぎはいくらあっても困らないナンバーワン!
じゃがいもも副菜にしたり、カレーにしたり…
なんでもできるじゃんなのでご購入。
なんだったら、私じゃがいも好きなんですよw
ついでなので、店内のお肉コーナーに割引品はないかな?と
回ったものの、いつもならある割引シールの品がない!
今までなら11:00前までにお店に行けば
選べるほどの割引シールの貼られたお肉があった。
しかし、10:30頃行った昨日はない。
それだけみんな、安いものを探し歩いているのだろう。
¥79だったこんにゃくとしらたき追加で買い物終了。
独り言のように頭の中で…
「いつまでこんなにお高いのかね〜困るね〜」
なんて思いながら、持ってきたバックに詰めて来た道を戻る。
特に何も考えず、ふらふらといつものように帰宅している途中で
ふと頭の中に降ってきたようによぎった言葉が
「もう、いいや!」でした。
これは、生きるのが!とか生活するのが!ではなくて…
実家に対すること。
正確に言えば…
「もう(家族のことは、どうでも)いいや!」ってことですね。
我ながらビックリしたが、なんとなく腑に落ちたというか
スッキリしたというか、振り切れたというか。
きっとバカバカしくなったんでしょうね。
病気で仕事を辞めたあと、支援するからと言ったものの
一方的に支援を切り、連絡を断ち、追い詰められた。
結果、生活保護にお世話になることになったが…
その時の書類等々実家にあるものを取りに行くことさえ許されなかった。
いかんせん私の連絡に出なかったもんでね。
裏切られた気持ちで何度も「もう生きてたくない」と思ったことか…
ま、そんな事も何も知らず安否の連絡ひとつして来ない家だった。
側近で言えば、緊急連絡先になってもらうことすら拒否された。
(保証会社からの電話に一切出なかった)
この頃から、新しく家を探すのが辛くなっていた。
そもそも保護受給者が住めるおうちがない。
生活保護だからということだけてうけいれて貰えない。
街を歩いていればこんなにたくさん家があるのに…と何回も思った。
さらに条件をエアコンくらいにしたところで見つかる物件は
築40年以上ばかり。
50年を越えてくれば、多少は保護受給者でも内見のOKは出る。
しかし、いざ行ってみるとネットに出ていた写真とは違うボロボロのとてもでも住めたもんじゃないところばかり。
何度も何度も心が折れて、耐えることに必死だった。
その頃、腰の分離症がわかってリハビリを始めたり、
薬局の方のすすめで婦人科を変えたり、
頭痛外来に再度通うことになったり…
まあ、色んなものがくるくると目まぐるしく変わっていった。
ただ、それに対応できるだけの体力あったのが幸いである。
そんなことが続いて11月を迎え…
ちょっと、なにも考えずに好きなことをしてみようか?と思ったのです。
色々と我慢していたことや、行きたくても行けなかったお店。
とりあえず今目の前にある欲望に素直に従ってみようと。
もちろん限られたお金の中でのことにはなるが…
1年以上前から行きたかったお店を訪ねることが出来たり
外食が苦手だったものの、徐々に克服できていたので
友人と気になるお店にカレーを食べに行ったり
憧れだった1人飲みをしてみたり
昨冬で処分してしまった冬用のシーツなど一式買いに行ったり
腰のためにと値段とにらめっこを重ねて購入した
椅子とテーブルを組み立てたり
気になっていた個展に行ってみたり…
昨日までの毎日がとにかく充実していた。
途中、ピルを新しくしたため数日吐き気に見舞われて
食欲がわかない日もあったが…
それを抜かせばとても充実していた!
「世の中にはこんなに楽しいことがたくさんあるのか?!なぜ今まで知らなかったんだろう…?」
そんな気持ちにもなったが…
「私、1人でもできるじゃん!楽しいじゃん!」
そっちの方が強かった。
誰に何も言われず、自分だけでお金のやりくりをし
自分のために好きなことをしてみる。
行先も、誰と出かけるも、何時に帰るも…
誰にも伝える必要はない。
なんて気楽で楽しいのだろうか。
やっとここまで来れた…そんな気持ちだった。
みんなこんな楽しいことしてたのかよ!ずるいよ!
そんな気持ちにもなったw
多少、今月後半はお金の面できつくなるかもしれないが…
自分のしたいことをすること。
自分の体調が悪いからと休むこと。
自分を甘やかすこと。
これらが上手く回り始めたことで、タイトルのようなことが
頭をよぎったのではないか?と思っている。
なにより、お金のやりくりで買い物をした帰り道だったので。
私、限られた中でできてるじゃん!って思えたのだろう。
これって、自分のことを認めてあげられるようになったってことかな?
やっと!自分の人生歩き始めるきっかけができたのかな?って。
1人でできると分かると、今までなにかにつけ家族にしがみつこうとしていた自分が見えてくる。
家族に虐げられたうえに、捨てられた。
その気持ちが昇華したように感じた。
もう頼らなくても自分でできる。
あなたたちが思うよりも私は、うんと大人で
あなたたちよりも大人になりました。
これってなによりもの復讐の気がしている。
(心の中でだけの復讐よw)
もちろんまだまだ至らないこともたくさんあるし
なかなかうまく働くこともできないのが現実ではある。
ただ「家族」という呪いから、毒から、束縛から
やっと!飛び出せている気がしている。
今、これを書きながら涙が溢れてくるのだが…
家族を裏切った自分は悪いとかの涙ではなくて
よくここまで頑張ったねという涙だと自信を持って言える。
20年以上前に病気を発症し、ギリギリで高校を卒業した。
大学へなんとか進学したものの、すぐに休学からの退学。
家族にもわかって貰えず、暴れたこともあった。
何度も何度も目の前で母親に泣かれ
どんどん自分のことを責めた。
私のせいで泣かせていると…
その度に気持ちが小さくなり、毎日自分を責めた。
なんで私の苦しみを誰もわかってくれないの?と
何度も何度も心を閉ざした。
しかし20年越しに分かった心理的虐待の事実。
子供の頃のことがまさかの影響を及ぼしていた。
弟と比べられ、女の子だからと言い続けられ
しっかりしろと私だけが強くしつけられ
出来なければ怒られ
30過ぎても扶養から外してもらうことも出来ず
扶養内で働けと言われ続けた。
(これは自分たちの所得税だったかな?が下がるからだったそうだ。この耳で親から聞いた)
場合によれば首根っこ捕まれ家の中を引きずられたこともある。
強面の父親が顔を私の目の前まで持ってきて大声で怒鳴りつけることもたくさんあった。
あのときの怒鳴り声がどんなに怖かったか…
それゆえに未だに音に敏感なんだと思う。
家を出たいと喧嘩になり、10万投げつけられたこともある
これで出ていけと。
しかし実際にそれを手にして家を出ようとするとふざけるなと怒鳴りつけられた。
意味がわからなかった。
でも、当時はそれが普通だと思い私が悪い子なんだと思い込み
どんどん心を蝕んでいたことには気付かず…
結果、10代にしてメンタルを壊し色々なものをあきらめた
就きたかった仕事も、恋愛も、なにもかも…
でも、離れてみて精神保健福祉士さんの手も借りながら
自分と向き合うことが出来たことで
「私は私を生きていいんだ」
「もっと人を頼っていいんだ」
「しんどかったら、やらなくてもいいんだ」
当たり前かもしれないが、自分の中で初めてこれらの事を
少しずつかもしれないが出来るようになった。
少しずつ少しずつそれらを出来るようになったからこそ…
1年経った今月頭は、好きにやってみよう!になったんだと思う。
そして、自分は自分が思っているよりも全然できる子だったと気付いた。
節約しながら、お料理したり
体調がいい限り毎日部屋の中を掃除したり
自分1人で何もかもこなせるスーパーウーマンになれていた。
こんなに出来た人間じゃないと思っていた。
なにもできない病気持ちの面倒な子。
自分のことをそう思っていた、卑下していた。
でも実際には全然違った。
そういう時期もあったかもしれないが、今は違う。
自分の力を信じてあげられなくてごめんね。
心から自分に謝ろうと思う。
まだまだ甘えたい年頃に大人なってしまったがゆえ
全てが先に先に行き過ぎていたのかもしれない。
やっと、追いついたのかな?
あなたたちの見放した娘は、こんなにいい女になりましたよ。
そう、嫌味っぽく言いたくなるくらいだw
今まで友人に、丁寧な暮らしをしてるねと言われても
イマイチピンと来なかったが…
今では「でしょ〜?」と胸を張れる気がする。
やりくりした中で買った植物たちを枯らすことなく愛でている私は
慈愛深い人間だろう。
まだまだ越えないといけないものはたくさんある。
ただ、自分で自分を信じてあげられるまでになったこの1年は
とてもとても大事な時間だったと思う。
すぐに働きに出れるとも思っていないので
まずはしっかりと通院し腰のリハビリをしたり、
体をしっかりすること。
だらけてもいいし、寝て過ごしてもいい。
それは悪じゃない。
あんなにネガティブだった私が、
たった1年でこんなにも成長できた。
自分を許す、甘やかす、褒める。
簡単なようで凄く難しかったこれらを
極力心がけた結果なのかもしれない。
もう大丈夫〜なんて呑気には言えないが…
昨年に比べれば大丈夫!
怖くてもいいんだよ?無理しなくていいんだよ?
そうやって進んで行けたらいい。
改めて文字にすると、すごい頑張ったんだと
涙が止まらない。
もう嫌だという辛い涙じゃなくて、
嬉しい涙だと心から思えることがなによりも…
強くなった。
自分を信じよう。
次に進もう。
だからこそ
「もう、いいや!」
って言葉が降ってきたのかもしれない。
問題は山積み。
でも、いっぺんにやらなくていい。
1つずつ、ゆっくりでいい。
止まってもいい、なにも悪くない。
自分を許すってこういうことなのかもしれない。
ここからが私の人生だ。
もしかしたら、色々と理解してくれる素敵な人が現れて
結婚するかもしれない。
なにもなく、1人で過ごしていくかもしれない。
どうなって行くかは分からないが…
少しは自分に期待してあげようと思う。
家の中のことは全部得意!料理も掃除も裁縫も!
見てくれだって悪くないだろうw
スタイルだっていい方だろうw
先日、美容師さんにオシャレすぎるから高嶺の花になっちゃうんだよ〜と言われるほどには
オシャレらしいw
また、早く誰かの胃袋掴まなきゃ!と言われるほどには
料理上手らしいw
もっと自分のことを誇っていこう。
プライド高く、嫌味ったらしくなるんじゃなく
自分のことを好きになってあげる。
素直にいきていく。
それだけでも、周りからの見る目は変わるのかもしれない。
カツカツでもなんとか乗り越える力はある。
今は、そんな自分のことが好き。
自分のことを好きになれて良かった。
色んな人に感謝しかない。
少しずつ恩返しでできるように…
明日、ケースワーカーさんが家庭訪問にくる。
それだけなのに、お掃除しよう!って思えた自分、
偉いぞって!
そして、自分のことを好きになってきました!って
伝えようと思う。
せっかく久しぶりにお会いするし、ちゃんとお化粧しようかw
そんな自分を愛おしく思えるようになった。
長くなりましたが…
自分のことを好きに慣れてきたご報告までに…