風水は家だけではない、3つの風水がある
風水には三つの種類があることをご存知ででしょうか?
家の風水だけでなく、お墓の風水、そして地理風水があり、その鑑定方法はそれぞれ違います。
特にお墓の風水と家の風水は異なり、方位分けも全く違います。今回はこの家とお墓の鑑定方法の違いをご説明します。
■ お墓の鑑定図
多くの風水本では家の中心から放射線状に線を引き、方位取りしていますが、これはお墓の鑑定方法で用いる図、家の鑑定には使いません。
家は通常四角い形をしており、横長縦長の家では放射線状の鑑定図では方位ごとに角度の差がでます。例えば、南であるべき方位が南東になったり、南西になったり、また中央も方位として取りああ使うこともあり、これは正しい方法ではありません。
お墓の鑑定では環境が重要な要因ですが、子孫の誰にどのような恩恵が享受できるのか、パイシェイプで方位分けした図を見て判断します。パイシェイプとはピザやパイなど丸い形を切った形を表しています。
では家の正しい方位分けはどのようにするのでしょうか?
■ 家やオフィスの鑑定図
上記のように間取り図を縦横均等に三等分して方位を取るグリッド分けが正しい鑑定方法なのです。この場合、南西や北西は他の方位と比べて小さいのですが、これは欠けと見なします。
風水では方位の吉凶を出し、それぞれの傾向に対しレメディ(改善法)をするので、方位を間違えると間違ったレメディをすることになり、悪影響を及ぼすことになりかねません。
家やオフィスなどの建物にはグリッド、お墓にはパイシェイプで方位分けするのです。生きている人間が生活する建物のことを陽宅風水、故人の家(お墓)を陰宅風水と言います。