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blender独学の完全ロードマップ【脱初心者への道のり】
どうも、びび(@kaeru_sippo0201)です。
今回のテーマは『blender独学の完全ロードマップ』です。
先日こんなツイートをしました。
blenderを始める前の自分へ。この順番で勉強するといいよ① Youtubeの初心者向け動画でとりあえずblender触る② 1冊ツール解説本を買ってCG全体の流れを把握③ 自分のやりたいことを絞る④ Youtubeでチュートリアルこなす⑤ 資料をもとに模倣する⑥ 自分の作りたいもの作る⑦ ④⑤⑥を続ける
— びび|blender完全に理解した (@kaeru_sippo0201) January 5, 2022
「こんな順番でblender勉強するといいよ」って内容なんですが、1万いいねを超えるほどの反響がありました。
独学で始めて「どうやって勉強したらいいのか…次は何をしたらいいのか…」と悩んでいる方が多いのだと思います。
そこで今回は、blender学習のこの7つのステップについて、1つずつ深堀りしていきます。
①Youtubeの初心者向け動画でとりあえずblender触る
②1冊ツール解説本を買ってCG全体の流れを把握
③自分のやりたいことを絞る
④Youtubeでチュートリアルこなす
⑤資料をもとに模倣する
⑥自分の作りたいもの作る
⑦ ④⑤⑥を続ける
自分が独学で苦戦した経験から考える、失敗しない効率的な学習ロードマップです。
blender初心者の道しるべになれば幸いです。
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①Youtubeの初心者向け動画でとりあえずblenderを触る
![①やりたいことを絞ろうのコピー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76297266/picture_pc_1eaf576f702b82d4706b50caec6a4306.png?width=1200)
まずはステップ1。まだ始めてすらいない方は、とりあえずblenderに触りましょう。
初心者向けのチュートリアルがたくさんあるので、まずはYouTubeを参考にするのがおすすめです。
・無料
・最新の情報がある
・本やサイトより操作を理解しやすい
と、初心者にはもってこいです。
今やツールも教材も無料の時代です。
「今年は始めて見ようかな」「参考書をまず買おうかな」なんて考えてるうちに、YouTubeでサクッとスタートできます。
何から見ようか迷ったら、こちらの『世界一やさしいblender入門』をどうぞ。
完全初心者向けに、blenderの基本を解説した動画です。
他にも初心者向けの動画はたくさんあるので、YouTubeを使って、まずは気軽にblenderに触れてみましょう。
② 1冊ツール解説本を買ってCG全体の流れを把握
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76297275/picture_pc_879283e7956637e5ae8e7e773300d3ab.png?width=1200)
最初のステップで「blenderおもしろいかも」と思ったら、1冊でいいので参考書を買うのがおすすめ。
これはblenderに何ができるかを知るためです。
blenderは機能がとにかく豊富なので、早めに全体を把握してやりたいことを絞った方が、習得の効率が高まるし挫折の可能性も減らせます。
僕のおすすめはこちらの本です。
blenderはバージョンをアップを続けているので若干内容が古いですが、写真多めで初心者にもわかりやすい1冊です。
ただ、解説本は1ページずつ丁寧に読み込む必要はありません。
パラパラ読んでまずはCG全体の流れを把握して、あとから辞書のようにわからないことを調べるのがおすすめです。
それから、
「いきなり本を買うのは…」
という方は、この手順2は飛ばしても大丈夫。なんとなくblenderにできることがわかればOKです。
この記事で「blenderとはどんなソフトで何ができるのか」を解説しているので、よければご参考までに。
ステップ2では、CG全体の流れやblenderに何ができるかを把握しましょう。
③ 自分のやりたいことを絞る
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76297286/picture_pc_67bb91a6afc454337ee51a416c6bacb1.png?width=1200)
全体の流れがわかったら、次はその中から自分のやりたいことを絞ります。
ステップ2で少し書きましたが、blenderはできることがとにかく豊富です。
・キャラクターのモデリング
・背景のモデリング
・アニメーション
・グリースペンシル
・スカルプト
・動画編集
・etc
と、無料とは思えない多機能さを誇ります。これを全部覚えようとすると、いつになっても学習が進みません。
まずは自分が「これが一番面白そう!」と思うものを見つけて、それに絞って学習する。その方が効率的で、継続できる可能性も高まります。
blenderで何ができるのかある程度把握したら、自分のやりたいことを絞りましょう。
④ Youtubeや書籍でチュートリアルをこなす
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76297294/picture_pc_6c573ceef73e3afeaab49d70c65c4028.png?width=1200)
やりたいことが決まったら、そのジャンルに絞ってチュートリアルをやっていきましょう。
ここで基本操作を覚えたり、新しい知識をどんどんつけていきます。
最新のバージョンで学習するなら、本よりもYouTubeがおすすめ。本は体系的に学べるのが魅力的ですが、どうしてもblenderの目まぐるしいバージョンアップについてこれないからです。
YouTube:断片的。新しい情報が手に入る
書籍:体系的。情報が少し古いかもしれない
逆に体系的な情報を得るには本の方がおすすめです。それぞれの特徴を考えて、インプットしていきましょう。
ただこのステップは、基本操作がだいたいわかってきたら、なるべく早く次のステップに移ることをおすすめします。
チュートリアル動画を見続けているだけでは、成長に限界があるからです。
「まだチュートリアル以外のものを作るには早いかな」
という気持ちもわかりますが、インプットしたらアウトプット、これがblenderに限らず記憶の定着には大切です。
アウトプットが中心の次のステップに早めに移りましょう。
(このステップでもただチュートリアルをやるだけじゃなくて、自分なりにアレンジしたり作り直したりするとより効率的!)
⑤ 資料をもとに模倣する
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76297307/picture_pc_53c0459b21cc3e0b50e887af12f3d6ab.png?width=1200)
チュートリアル動画をある程度こなしたら、次は作品を作って行きましょう。
チュートリアルでインプット、作品を作ってアウトプット。あとは基本的にこの繰り返しです。
とはいえ、いきなりオリジナルは挫折する可能性が高いので、まずは既存の作品や資料の模倣をおすすめします。
・モデリング→キャラクターや風景の資料を模倣して作る
・アニメーション→キャラクターの動きをそっくりに再現してみる
といった感じです。
これやってみるとわかりますが、想像以上にむずかしいです。
「チュートリアルではあんなに上手く行っていたのに…」ってなります。
ただ、ここでまたチュートリアルをこなす日々に戻るのではなく、
模倣
↓
わからなければ調べる、チュートリアル
↓
また模倣
と繰り返すことで、徐々にスキルを高められます。
ちなみにモデリングの場合は、チュートリアルのサムネをマネして作って、完成してから答え合わせのように動画を見るのもおすすめです。
⑥自分の作りたいもの作る
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76297316/picture_pc_5e6032645d25494ffa77ab420e10013d.png?width=1200)
模倣になれてきたら、いよいよオリジナル。
ここまできたら、自分の作りたいものを形にしていきましょう。
このステップにくるまでに知識を完璧にしておく必要はなくて、模倣のときと同じように、わからなければその都度調べながら作ればOKです。
いきなり大きな作品を作ろうとすると心が折れます。小さな作品から少しずつ、焦らずやっていきましょう。
⑦ ④⑤⑥を続ける
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76297329/picture_pc_8ccec6575e496f38b875d8bb8f7c0b77.png?width=1200)
あとは④⑤⑥を続けるだけ。
④YouTubeや書籍でチュートリアルをこなす
⑤資料をもとに模倣する
⑥自分の作りたいものを作る
チュートリアルでインプット、作品作ってアウトプットの繰り返しです。
まとめ:独学でも効率的に脱初心者へ
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76297334/picture_pc_2be8ff99eca0f89afcd06ed668ee9210.png?width=1200)
最後少し駆け足でしたが、以上がblender独学のロードマップです。
振り返るとこの通り。
① Youtubeの初心者向け動画でとりあえずblender触る
② 1冊ツール解説本を買ってCG全体の流れを把握
③ 自分のやりたいことを絞る
④ Youtubeや書籍チュートリアルこなす
⑤ 資料をもとに模倣する
⑥ 自分の作りたいもの作る
⑦ ④⑤⑥を続ける
ポイントは、
・まずはやってみる
・やりたいことを絞る
・インプットに偏りすぎないように
です。
ただ闇雲に勉強するよりも、この7つのステップに沿うことで、より効率的に脱初心者を目指せます。
もちろん人によって自分に合った方法があるので、1つの例として参考にしてみてください。
ーーーーーーーーお知らせーーーーーーーー
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