Edcamp TAITO#08「街中✖️子ども✖️場づくり」【後編】を開催しました!
9月24日(土)谷中区民館にて【後編】を開催しました!今回は「はじめてみたい人の話」として、参加者の方々がテーマを出し合い、じっくりと対話する時間となりました。
以下、当日の流れに沿ってレポートさせてもらいます。
オープニング&神田先生より
Edcampの説明後、イベントの主旨をお伝えしました。今回は参加者主体の対話であること、「やってみたい」想いを少しでも声に出して欲しいことをお伝えしました。その後、ちょうど10月に学習教室を始める予定の神田先生(台東区教育委員会)よりお話をしていただきました。
神田先生のプロフィールはこちら。
公教育の現場で何年も経験を積み、大学では教師教育にも関わってらっしゃる神田先生が、新たなチャレンジの場として選んだのは地域でした。
「もう少しこの子のために時間が取れたら…」
「ここの躓きをなんとかできたら…」
という学校現場でのもどかしさや、保護者、若手の先生たちに対する想いを熱く語ってくださいました。
自己紹介
今回は少人数だったこと、あとで参加者の皆さんからテーマを出していただくことを踏まえ、全体でひと言ずつ自己紹介をしていただきました。
など、ひと言の中にもそれぞれの想いや願いが伝わってきました。はじめは緊張感がありましたが、皆さんの声に少しずつ空気が柔らかくなっていきました。
アイディア・テーマ出し
自己紹介のあとは、アイディア・テーマ出しの時間です。じっくりと考えてみたい「これからやってみたい(やる)こと」「テーマ(問い」をテーブルの上にあるA4用紙に書いてもらいました。書いても書かなくてもOKとし、書けた方から発表するスタイルで行いました。
全部で6つのテーマが出されました。<対話1>と<対話2>に時間を分け、各々が話したいテーマのところに選んで入ってもらうことになりました。「全部入りたい・・・」という呟きが聞こえてくるほど、どのテーマもとても興味深いものでした。
対話の時間
短い時間だったこともあり十分に話し切ることができなかったのが本当に残念でしたが、どのグループもとても真剣に話し込んでいました。
発表の時間
テーマを出してくださった方を中心に、模造紙も掲示しつつ発表してもらいました。
チェック・アウト
最後には1人ひと言ずつ、感想をもらいました。
アンケートより
終了後のアンケートからも、たくさんのご意見をいただきました。
「次回はこんな風にしてみたい。」と思えるようなたくさんのアイディア・改善点をいただきました。少しずつ、今後に反映させていきたいと思っています。
終わりに
定期的に開催してきたEdcampですが、今回も学校関係者、学童、保育、保護者、お寺、NPO、町会関係者など様々な立場の方が参加してくださいました。
所属も年代も異なる方々が同じテーマについて話をすることで生まれるものがあると信じて開催を続けてきました。
・出会いや繋がりから動き出すプロジェクト
・思いがけない言葉や発想による思考の深まり
・自分でも気が付いていなかった考えが引き出される瞬間
・「1人じゃない」と感じられる安心感
対話の時間から得られるものは、分かりやすく目に見えることもあれば、目に見えない小さな心の動きだけのこともあるはずです。でも、参加してくださった方にとってほんの少しでも「私にもできることがある。」と思えるような時間になっていたら嬉しいです。
もうすぐ3年目になるEdcamp TAITO。
これまで参加・応援・サポートしてくださったたくさんの方々との繋がりを大切に、これからも丁寧に続けていきます。