キッチンカー〈moimoi by 自然卵のクレープ〉竣工の記録

南三陸杉を使ってつくる軽トラ搭載式のキッチンカー

仙台市で新たに創業するmoimoi by 自然卵のクレープさんからオーダー頂き製造したキッチンカーの記録です。
相談いただいてからこれまで製造したキッチンカーを実際に見ていただいたり、キッチンカーのコンセプトを一緒に探していく時間を大切にしながら製造に入りました。

丸太は山で伐採後、地域の製材所に運ばれてきて材料になります。

南三陸杉について

ピンク色の美しい木肌が特徴の南三陸杉は、三陸沖から内陸に吹き込む湿った風「やませ」に含まれるミネラル分をたくさん受けて育ちます。また、土地柄山が岩盤室で栄養が少ない分、あまり太らずすらりと高く伸び、ゆっくり成長するために木目が詰まり、強度が高くなります。
2015年10月、南三陸森林管理協議会は、国際的な認証制度「FSC認証」で森林管理認証を取得し、南三陸町は持続可能な林業を続けていくための大きな一歩を踏み出しました。その動きに共感し、設計する商品には南三陸杉を積極的に活用しています。

設計した部材のサイズにするため、必要な幅、厚みに合わせて製材されます。

各面ごとにデザインが異なり、木と布の風合いが温かみのある印象をつくります。

キッチンカーで働くことをかっこよく！

　一般的に製造にかかる時間は2ヶ月くらいで、予算としても150万円(＋税)〜となっています。車が100万円(＋税)とすると、250万円(＋税)〜の創業が可能です。
　移動を前提とするキッチンカーは地域における創業のひとつの方法として魅力的だと思っています。なにより、自分らしい事業がつくりやすいスタイルだと感じます。
　そして、キッチンカービジネスの特徴の一つは、SNSや口コミから遠方でも足を運んでくれるファンの方が生まれる所です。こだわりや、大切にしていることがある方こそ、キッチンカーで多くの方にその想いや大切に育てた商品を届けてほしいと思っています。
　どれもこれも、実際にキッチンカーで商売をしている皆さんから教わったことですが、ビルダーとして役に立ちたいと思える原点です。
　キッチンカーにご興味がもしあれば、ご相談ください。↓↓↓

marutaは、合同会社ビーバーの木工製品のオリジナルブランドです。