自分の生き方を問う。僕の移住と起業の裏側。
皆さん、こんにちは。
今回は僕の人生の分岐点となった、移住と起業に焦点をあてて、書いてみたいと思います。
僕の移住のきっかけは " Next commons Lab *1 " という団体の考え方に共感し、拠点のひとつである南三陸町の活動に参画するためでした。
簡単に表現すると、Next commons Labは地域おこし協力隊制度を活用して、起業家を誘致する取り組みです。事業構想を事前に提出し、Next commons Lab事務局と南三陸町に採択して頂き、参画が決定する流れでした。
僕以外のメンバーは、ワイナリーをつくるプロジェクトや、食×スポーツの拠点づくりなど、南三陸町が抱える課題解決や、目指す未来の実現に向けた事業を構想していました!
起業を通じた、飽くなき探求の日々
21歳で東日本大震災を経験し、コロナ渦、ロシアによるウクライナ侵攻と、社会の大きな変遷の中で、 " 起業 " にチャレンジできたことが自分自身を大きく変えてくれた転機だと思っています。
人が増加する流れから、減少する流れに時代がシフトし、 " ゲームのルールが変わった " かのような、混沌とした激動の時代に、 " どんな生き方をしたいか? " を問い続ける毎日でした。心の声に耳を傾け、周囲のみんなと対話しても答えが出ぬまま無意識に、僕は日本各地で同じように試行錯誤しながら、実践を繰り返す方たちの元へ向かっていました。
" 禅 × タイニーハウス " に感じた可能性
移住後第一に取り組んだのが、南三陸杉を使ったタイニーハウスの製造。FSC認証を取得する等、林業が盛んな南三陸ならではのプロジェクトです。
当初は南三陸町に設置していましたが、一関市藤沢町の雲毛山藤源寺の住職である佐藤良規さんと出会いから、またひとつプロジェクトに深みが増しました。
そして禅の世界からみた、問い " どんな生き方をしたいか? " へのアプローチもまた面白いかもしれないと感じたのでした。次回は、視点を禅の世界に移して書いていきたいと思います。