森や海とのつながりをもう一度日常に!森海祭で実現したい想い!
皆さん、こんにちは。
合同会社ビーバー 代表 _ 羽根田将宏(はねだまさひろ)です。
キッチンカーで日本列島の旅をしながら、各地で " 森海祭 " をひらくために、 クラウドファンディングに挑戦しています!概要は上記リンクをご覧下さい。
ここでは、これまでの僕たちの活動や森海祭立ち上げの想いを書いていきたいと思います。
これまで僕は22歳まで建築を学んだ後、神奈川県にある、子ども施設専門の建築設計事務所で修行。保育園などを設計していました。
20代の大半を関東で過ごし、29歳の時に東京から南三陸町へ移住しました!
東北の地方都市(仙台市や福島市)で育った僕にとって、田舎で暮らした経験はゼロ。さらに東京からの移住で、何もかもが鮮明で面白く、価値観を根底から揺さぶられる貴重な時間でした。
僕にとって南三陸町は " ゼロからまちをつくる " 姿から " おらがまち " という感覚が、目に焼き付いた場所です。故郷という言葉に、多少のコンプレックスがあったためか、心惹かれる姿でした。
" 人口1.2万人 " という小さな単位の暮らしは、密接な人とひとのつながりが見えやすく、一度話し合いが持たれれば、多種多様な業種や立場の人たちと集える、まちに暮らす人たちの顔が見える関係性に面白みを感じました。
また、人と自然の関係も近く " 自然のサイクルと共に生きる " 姿に強く共感しました。
鳥のさえずりで起きる朝や、星満点の夜空、美味しい水や空気にも豊かさを感じ、都市圏では味わえない確かな実感がそこにはありました。
楽しく、豊かな体験から、着実な変化をつくりたい。
日に日に強く叫ばれる、環境問題や孤独などの社会問題に、関心を持ちつつも、規模の大きさに立ちすくみ、とても悩ましさを感じます。
今すぐアクションを求める啓蒙活動に関心しつつも、どうも馴染めない僕としては、一人一人の日常に、森や海と関わる場やきっかけをつくる事を大切にしたいと思っています。
自分自身もそうであったように、楽しさや豊かな体験から、環境問題や社会問題に気づき、その課題や問題を身近に感じるからこそ、自分ごととして扱えるようになるのではないでしょうか。
2022年に開催した森海祭は、アーティストと一緒に、南三陸町の森や海をめぐり、森と海の対比が美しい島の中で、その土地の食材だけでつくる食卓をみんなで囲みました。
楽しい、美味しい、そんな豊かな体験から一人一人が変化していけるような、優しい変革をみんなで起こしたいと願って、森海祭の立ち上げに挑戦しています!
最後に僕たちの事業について少し説明させて下さい!
合同会社ビーバーでチャレンジしている事業は大きく分けて二つあります。
一つ目は、キッチンカー製造やリノベーション工事を行う建築事業です。
これまで2022年・気仙沼市でオープンしたゲストハウス「スローハウス」や2023年・一関市の禅寺「藤源寺の離れ」の改修工事を担当しました。僕らは普通の工務店ではなく、建設プロセスや建築空間にアイデアを付加して、建築を面白くしています。
スローハウスで例えれば、日本一周中の旅人・総勢20名以上がつくる過程に関わる等、一緒に建築する中でプロジェクトへ多くの人に関わってもらう機会や、愛着を思ってもらう仕掛けに挑戦しました。
二つ目は、旅する商店街プロジェクトです。 " ゼロからまちをつくる "南三陸町の復興プロセスから、着想しました。
旅人たちの行商プラットホームであり、僕たちの旅するところに、仮の商店街をつくるサービスを目指して事業開発しています。
震災で一度ゼロになり、共感し合う人と人の企てが、場となり、集積してマチになることを洞察し、それがヴィジョンの原風景です。
コミュニケーションテクノロジー*1 が発達した今、場所や時間に左右される事なく共感し合う人々でひとつの " マチ " が作れるのか。そして、もしそのマチが旅を始めたら、どんな未来が生まれるのだろう?という問いと仮説をもとに、マルシェや祭等の非日常の場づくりからスタートしています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?