お寺と出会い、新たな問いを授かる。
佐藤良規さんと出会う!
皆さん、こんにちは。はねだまさひろです。
三本目となる今回は、飽くなき探究の中で出会った " 禅の世界 " に焦点を当てて書いていきたいと思います。
僕自身は禅の専門家ではないので、雲毛山藤源寺 住職 佐藤良規さんや、周りの皆さんと過ごす日常の中で感じたエピソードを中心に、お伝えしていきます。
佐藤良規さんとの出会いは、NPO法人ETIC.(エティック)という団体が主催する東北の社会起業家向けの合宿でした。各地のリーダーやその右腕となる人、そしてこれから起業する人などが集う場でした。
藤源寺へ遊びにいく!そして…
藤源寺では仏教としての活動だけでなく " 千年藝術の森(寺有林の森づくり) " や " 森の寺小屋(フリーなスクール) " 、 " 里山ジャパン(里山及びまちづくり) " など、多岐にわたる活動が展開されています。
" 寺院をハブとした地域再生 " を、大学の卒業制作のテーマとして選んだので、大学卒業から10年後に僕が今ここにいることに、妙な納得もありました。
お寺の空間には、独特な時間やリズムがあり、スピードや効率を求める昨今とはまた一味違う、精神性もまた面白い要素の一つでした。
例えば座禅を体験して面白かったのは、目を瞑ると浮かんでくる雑念や煩悩を、悪者として扱わずに受け入れ、解いていくと変化が現れてきます。体を揺れ動かしたり、呼吸をしながら、全体に調和していくような意識を、フィジカルに獲得していく感覚が印象的でした。
「なぜお寺は何百・何千年と続いているんだろう」
そしてお寺で過ごす中で一つの問いが生まれました。
最近では、循環…や持続可能な…が流行りとなっていますが、数百・数千年続くお寺の存在から、地域や社会、会社などコミュニティを持続可能にするヒントが、あるのかもしれないと感じるようになりました。仕組み一つとってみても、まるで社会や地域への貢献をヴィジョンとした月額払いのサービスのようですし、人の、生き死に関わる、全ての人に関係のあるテーマを仏教が担ってくれているのです。
次回は、仏教の世界にみた「ギフト経済」のことを書いていきたいと思います。里山には、本当にたくさんの " 命のめぐり " があります。最後に、我が家の隣に住むフォトグラファー石田治さん作 柿の木で佇む愛猫カラ をお届けします◎
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