うちの嫁さま【第15話】悲願達成!
5月1日午後。
無事マカオ到着。
雨が降ったりやんだりのあいにくの天気。
昨日からの移動と杭州空港で遅延とで、
少々寝不足気味でテンション低めのうちの嫁さま。
お子さまは元気モリモリ。
ずっとタブレットでゲームに夢中。
どこへ行っても同じ…
景色とかもっと見ろよと思いつつ…
お子さまへは直接言いまくるオレ様。
すると突然お子さまが、
あ!これ写真撮って!!!
とテンション高めに言うもんだから、
何かと思えば消火器である
なんでも赤くない消火器がカッコイイらしい。
ん~
良くわからんがいいだろう。
パシャ!
さ~て
マカオのホテルは何処ですか?
と、嫁さまにお伺いを立てる。
シャングリラ!!!
オッケー👌
シャングリラね。
春節に一人でマカオに来ているので、
空港の無料バス乗り場は何処かは知っているオレ様。
嫁さまも、
お前、バス乗り場どこか知ってるんだ?
使えるじゃん!
と、昨日の理不尽な使えねーな発言からの汚名挽回である。
(てか、どー考えても汚名ではない!!!)
早速、マカオ空港の無料バス乗り場で、
シャングリラホテル行きのバスはどれですか?
と、係員に聞くと、
は?シャングリラホテル?
そんなホテル聞いたことないです!
ん?
嫁さまの顔を見るオレ様。
念の為他の係員にも今度は英語で聞いてみた。
そんなホテル行きのバスはありませんよ!
おいおい!
嫁さまよ!
何処のホテルを予約したのか?
予約表確認したところ…
シェラトンホテルだった…
ぎゃふん!ぎゃふん!ぎゃふん!
だって予約した時シャングリラホテルって書いてあった!
また、誰かの嫌がらせで、
勝手にホテル変更されたに違いないと言う、うちの嫁さま。
またって、いつそんな事があったんだよ!
1回もそんな事になった事ねーよ!
と思っても口にはしない大人なオレ様。
絶対おかしい!
はい、嫁さまがおかしいです。
でも、マカオにシャングリラホテル無いんだ?
とは思ったオレ様である。
無事、シェラトン行きの無料バスに乗り込んだ。
「ロンドン人」で降りてくださいね。
10分くらいで到着。
ちかっ!!!
チェックインカウンターは長蛇の列。
うわ!
これは結構時間掛かりそうだな。
お子さま連れは優先カウンターへどうぞ!
おおまじっすか?
あざーす!
凄ーい!
こんなにサービスいいの?
チップとか払わなくていいの?
こんな高級なとこ来たことないからわからんよ…
でも、誰も払ってないから要らないんじゃない?
と、長いものに巻かれるオレ様なのである。
(本当はどうなんでしょう?教えて上級国民の皆様)
16時ごろチェックイン完了した。
部屋は24階、眺めも良いじゃん!
嫁さまのご機嫌も直ってきたし、
少し休憩してから探検しに行こうか?
そうしましょう。
つづく