北条加蓮とポテトのカンケイ。🍟
2024年9月10日より、『アイドルマスターシンデレラガールズ』のアイドル・北条加蓮があのサッポロポテトのキャンペーンガールに就任した。
正確にはサッポロポテトと『アイドルマスター』シリーズ全体とのコラボレーションであり、彼女はその中でシンデレラガールズ代表として選ばれた形だ。
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【アイドルマスターシリーズ】サッポロポテトと『アイドルマスター』シリーズがコラボレーション！サッポロポテト公式Xにてキャンペーンがスタート！
まさに満場一致での選出。
なにしろ彼女は公式からも妖怪「芋喰い」扱いされるレベルなのだから。
ではそもそもの「北条加蓮＝ポテト」のスタートはどこからだっただろうか。
台詞やイラストなどでの関連ネタの初登場は、2012年3月末に登場した［制服コレクション］北条加蓮（特訓前）のマイスタジオでの「ジャンクフードとか、好きなんだ。入院してた頃の反動かなー…」からで、この「ジャンクフード」から派生して現在の形となったとする説が支配的だ。
余談だが、非公式では2011年11月28日のモバゲー版『アイドルマスターシンデレラガールズ』稼働当初より実装されていたR北条加蓮のカードイラストの髪型が一部のユーザーから「ドラゴンポテト」と呼ばれていたのだが、この商品の発売は2018年4月からなので、そちらはずっと後からのことだ。
ちなみにその『ドラゴンポテト』は惜しまれつつも現在は販売を終了している。
その後もモバマスの「アイドルプロデュース」the 1st Anniversary及びthe 2nd Anniversaryでの「事務所でパーティー ノーマルコミュ」や、SR［夜宴の白芙蓉］北条加蓮の思い出エピソード前編、デレステ版R北条加蓮ホームタップ時などでジャンクフード関連の台詞が見られる。
そしてモバマスの「ぷちデレラ」ぷちTOP Lv11～30にて、
「プロデューサー、お腹すいた。ポテト食べたーい」
ついに「ポテト」という単語が登場する。
運営が北条加蓮とポテトの相性の良さに気付いたのか、そこからは完全に「ジャンクフード」から「ポテト」にシフトする。
「ここ、とっても辛いポテトが名物なんだって、頼んでも…いいよね！」
（デレステSSR［煌めきのひととき］北条加蓮ホームセリフ）
「フライドポテト、食べたいなぁー」
（デレステSSR［煌めきのひととき］北条加蓮ルームセリフ）
「はー、疲れた…ね！ポテト食べに行こ！ねっ♪」
（デレステSSR［煌めきのひととき］北条加蓮＋ルームセリフ）
「平気平気、ポテトは別腹～♪そういう魔法がかかってるの、私には♪」
（デレステSR［Trinity Field］北条加蓮ルームセリフ）
「あ、店員さーん♪たらマヨポテト大盛り、お願いしま～す♪ 」
（デレステイベントコミュ『オルゴールの小箱』エンディング）
「あー、フライドポテトが皮付きだと、違和感あるよね。やっぱ皮なしの方がかりっとしてておいしいし。」
（デレステストーリーコミュ第28話『Time of Pleasure』）
「バーチャルポテトならカロリーオフ…いやでも、それじゃ物足りないし…」
（デレステSR［Never ends］北条加蓮ルームセリフ）
などなど、怒涛のポテトラッシュである。
他にも枚挙に暇がないが、アニメ『シンデレラガールズ劇場 Extra Stage』25話のセクシーギャルズカラオケボックス回での無限ポテトや、
デレステ営業コミュでファミリアツイン（城ヶ崎美嘉＆城ヶ崎莉嘉）がメインパーソナリティを務めるラジオ番組へ送ったペンネームが『ポテトLove』だったり。
ある意味、北条加蓮にとってフライドポテトは憧れの食べ物だったのではないだろうか。
身体を悪くしていた時には生きること自体を諦めかけていた少女。
病院のベッドに横たわって観るTVの中には学校帰りに楽しそうにファーストフード店で駄弁る学生たちの姿があったのかもしれない。
ジャンクフードといえばかつては「健康に良くない」とされていた。
つまりは健康に自信がある人だけが食べられるもの。
その中でもフライドポテトは気のおけない友達とワイワイしゃべりながらつまめる手軽さがある。
ハンバーガーにかぶり付きながらだとそうはいかない。
健康。
交友関係。
そのどちらも手に入れた今の彼女だからこそ「好き」だと公言できる食べ物。
こんなバックボーンを知っておくと、なんだかフライドポテトがエモい代物に思えてくるから不思議だ。
カルビーさん、これからも『アイドルマスターシンデレラガールズ』のアイドル・北条加蓮をよろしくお願いします。
蛇足。
ちなみに私は『デレラジ☆』のOPドラマで過去2回加蓮のポテトネタで採用されたことがあったりします。
