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イヴ・サンタクロースが所属する全員ボイスありユニットの紹介とその今後の展望。

2023年12月20日15時、『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』(以下『デレステ』)にて、イヴ・サンタクロースに正式にボイスが付いた。
演じるのは松永あかねさん。代表作は『アイカツ!』シリーズの友希あいねなど。
シンデレラガールズの不動のセンターである島村卯月役の大橋彩香さん、八神マキノ役のに続いてのホリプロアイカツ声優の系譜だ。
松永あかねさんはシンデレラガールズでアイドルを演じる99人目の声優さんとなり、 次はいよいよ記念すべき100人目だ。
声質や喋り方は既存のアイドルで例えるなら喜多日菜子に近いものを感じたが、今後どんどんとイヴの、松永あかねさん独自の色が出て行くに違いないのでそれが非常に楽しみだ。

さて、以前私はnoteで「大石泉が所属する全員ボイスありユニットの紹介とその今後の展望。」という記事を作成したが、そこそこ好評を博しているように思う(*当社比)。
で、気付けばそれのイヴ版をやっていなかったことに今さら気付き、今回こうして筆を執った次第だ。
それでは同様にイヴ・サンタクロースのボイス獲得により全員がボイスありになるユニット例を紹介し、今後の期待度などを語っていくのでどうぞ最後までお付き合いくださいませ。

1.『京のあやかし
2014年1月7日、モバゲー版『アイドルマスターシンデレラガールズ』(以下『モバマス』)開催された『戦国公演 天魔の乱』にて登場した塩見周子との第4代&第11代シンデレラガールコンビ。
発見されたことで逃げまくる妖狐という周子寄りのコンセプト。
せっかくのシンデレラガールデュオだが、イヴに京都のイメージがなさ過ぎることもあり、今後の展開は難しいだろう。
形を変えての再登場に期待したい。

2.『温泉郷の使い
2015年3月20日、モバマスで開催された『第11回 アイドルLIVEロワイヤル』にて登場した、及川雫、三船美優との温泉ユニット……のはずなのだが、温泉に関するコメントはほぼほぼなく、あればもしかするとタイアップやコラボなども望めたのかもしれない。

3.『うみのようせい
2016年1月31日、モバマスで開催された『第2回 ドリームLIVEフェスティバル』にて登場した荒木比奈、遊佐こずえとのセイレーン的な役柄トリオ。
かなりこずえ色の強いユニットなので、イヴ主導での動きは可能性がかなり低いだろう。

4.『アジイカコンブ
2016年7月31日、モバマスで開催された『第1回 水着DEドリームLIVEフェスティバル』にて登場した浅利七海、市原仁奈との海の幸トリオ。
イヴの昆布ネタは今でこそスレスレの自虐ネタとして擦られたりもしているが、一時期は封印されていたものなので今でもなかなか大っぴらには活動できないのではないか。

5.『いい子とサンタの物語2016
2016年11月21日、モバマスで開催された『第20回 アイドルLIVEロワイヤル』にて登場した、橘ありす、一ノ瀬志希とのクリスマストリオ。
絵本のような物語性と微笑ましさがあるので、「2016」の部分を変えるかなくすかすれば応用は効きそう。

6.『ル・リエーの呼び声
2017年7月31日、モバマスで開催された『第1回 水着DEドリームLIVEフェスティバル』にて登場した前述の『うみのようせい』に市原仁奈を加えたカルテット。
「ル・リエー」とはクトゥルフ神話における海底都市ルルイエの別表記であり、ホラーユニットとしての側面が強くなったことで汎用性も増した。

7.『深秋なでしこ
2017年10月27日、モバマスで開催された『第33回 ドリームLIVEフェスティバル』にて登場した、片桐早苗、双葉杏、三村かな子との和の季節限定カルテット。
まずは旅行代理店さんなどとのタイアップを経ての秋以外の季節での活躍を視野に入れたいところ。

8.『Who I want to give a gift』&『手と手を取り合って
望月聖とのデュオ。……と言いつつも、上記はユニット名ではなく、デレステの営業コミュのタイトル。
『ホーリーナイトウィッシュ』の3人中、クラリスとのデュオには『サンタクローズ』や『真夏のサンタガール feat.クラリス』といったユニット名があるが、聖とのデュオにはそれがない。
大変魅力的かつ人気・実力を兼ね備えたコンビだけにこのままでは実にもったいない。
でも一番の望みはもちろん『ホーリーナイトウィッシュ』全員にボイスが付いての活動ですがね!

9.『*snowy*snow*
2019年1月31日、モバマスで開催された『ドリームLIVEフェスティバル ウィンターSP』にて登場した桐生つかさ、宮本フレデリカとの冬生まれトリオ。
『*crispy*snow*』からイヴ(他の2人は難波笑美、沢田麻理菜)、『*airy*snow*』からつかさ(他の2人は北条加蓮、佐々木千枝)、『*fluffy*snow*』(他の2人は三村かな子、原田美世)からフレデリカが代表して合流した形。
キュート、クール、パッションの『*snow*』トリオから選出された上で結成されただけに「雪」ユニットの決定版としての活動が期待される。

10.『人魚と水平の異文化交流
2019年8月8日、モバマスで開催された『人魚公演 南海のファンタジア』にて登場した、川島瑞樹、輿水幸子、城ヶ崎美嘉、浜口あやめとの人魚クインテット。
イヴと川島さんと幸子のトリオだと『麗しき人魚たちの岩場端会議』という名前になる。
夏ユニットにしても水着ユニットにしてもニッチであり、そのもの「人魚」コンセプトの企画でないとピンポイントの活躍は難しそうだ。

11.『くれなゐ乙女物語
2019年9月30日、モバマスで開催された『第48回 ドリームLIVEフェスティバル』にて登場した、輿水幸子、塩見周子とのトリオ。
またしてもドリームLIVEフェスティバルでの秋ユニット。
イヴにそんなイメージは持っていなかったのだが、こうしてみると運営はイヴを春以外の季節でもプッシュしていたようだ。
好評だったのか『第61回 ドリームLIVEフェスティバル』にも再登場しており、秋+夕焼けというエモさで攻める。
取っ掛かりとして『秋風に手を振って』をカバーさせてみたい。

12.『次の主役は……?
2020年9月3日、モバマスの『リフレッシュルーム』での森久保乃々、荒木比奈とのトリオ。
過去の思い出話も含めて演技論を語るのだが、白菊ほたる主演の『LIVEツアーカーニバル 天冥公演 手折れぬ天使に祝福を』の予告編としての役割が強く、残念ながらユニットとしての活動には結び付きそうもない。

13.『ブリリアントアクトレス
2020年11月21日、モバマスで開催された『第43回 アイドルLIVEロワイヤル』にて登場した、双葉杏、荒木比奈、白菊ほたるとの直近一年間のLIVEツアーカーニバルで公演の主演を務めたアイドルたちによるカルテット。
それぞれの思い出を振り返りつつ現在にその経験が活かされていることを喜び合う。
ライバルユニットとして『ファントムアクトレス』(並木芽衣子、財前時子、的場梨沙)も存在する。
モバマス色が濃過ぎてデレステという舞台では輝きにくいか。

14.『ハロー☆マイペースワールド
2022年9月30日、モバマスで開催された『第68回 ドリームLIVEフェスティバル』にて登場した、浅利七海、椎名法子、宮本フレデリカ、久川凪との我が道を行く5人組。
「それってユニットとして成立するの!?」と思いきや、そこはプロ。しっかりと仕事をこなした上でそれぞれの独自色をきっちりアピールしていた。
リーダーはやはり「テキトーパリジェンヌ」こと女高田純次・宮本フレデリカなのだろうか。
シンデレラガールズにはマイペースなアイドルが他にもゴロゴロいるが、コンセプトも面白く、将来的にデレステでのイベント及びユニット曲に期待したい。

ひとまず以上。
もしも抜けがあったならご指摘いただけると大変助かります。
その数14ユニット。
前回の大石泉のそれに比べて実に倍である。
泉の方が多いぐらいではないかと予想していたので素直に驚いた。
失礼を承知で申し上げるが、イヴがここまで重要なポジションを占めていたとは。

そりゃシンデレラガールにも輝きますわ。


とはいえ、数は多いが今後のユニット曲などに期待できそうなのが正直『ハロー☆マイペースワールド』と聖とのデュオぐらいなのが寂しい。
ユニット名こそないが総選挙Stage for Cinderellaの本戦の上位ユニットである『WINTER and WINDOW』の5人組がひとまず彼女のメインユニットとなるのかもしれない。
が、ボイス実装の先輩であるライラさんの動向を見るに、運営が旬の内にガンガンプッシュしてくるのは想像に難くなく、イヴ担当Pには次々と楽しみなことが待っていそうだ。

元はごくごく限られた活動範囲だった季節アイドルのイヴ・サンタクロースが、こうして年がら年中フル活動する日が来ようとは。
彼女こそまさにオールタイム・サンタクロースだったようだ。
イヴからのプレゼントはまだまだ続くよ!

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