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コンビ感の割にユニット名の認知度が低いデュオ5選。:シンデレラガールズ

『アイドルマスターシンデレラガールズ』にはそれこそ星の数のほどのユニットがある。
デュオ、トリオ、カルテット、クインテット、さらに大人数。
はてはソロプロジェクトなんてのまである。
今回はその中でもデュオユニットに焦点を当て、登場回数や露出の割にはユニット名がユーザーの間で認知度が低いと感じるユニットを5つ紹介したい。
尚あくまで認知度の判定は犬飼BGL個人の感覚によるものであることを特に明記しておく。

①『エターナルレディエイト』

『シンデレラガールズ劇場』第1323話

佐藤心&沢田麻理菜の26歳デュオ。
しかも同じく長野県出身で身長も166cm。
さらには50音順でもお隣同士という仲の良さ。
マリナルのデレステ1コマ劇場は全てしゅがはとのコンビ。
ユニットとしての初登場は2015年9月30日からのモバマスのイベント『第16回ドリームLIVEフェスティバル』。
モバマス『シンデレラヒストリー』(2020年1月27日公開)によるとマリナルの方が事務所の先輩にあたり、そのエピソードタイトルである『永遠に輝きを放つ乙女たち☆』がユニット名の『エターナルレディエイト』の原案となっている。
「レディエイト」は「女性(レディ)」+「8(エイト)」ではなく綴りは「radiate」で、「放出する」などを意味を持つ。

②『COUNT/LAST』

デレステ8周年カウントダウンより。

大槻唯&北条加蓮のデュオ。
こちらも同身長ユニット(155cm)である。
「カウント/ラスト」ではなく、「コントラスト」と読む。
ギャル系JK同士なにかと絡みも多いのだが、運営があまりコンビで売る気がないのかデレステのイベントなども未だにない。
相性抜群であり、ユニット曲が実装されればさぞ映えて盛り上がるだろうになんとももったいない。
ひとつのきっかけで爆発する可能性を秘めている。

デレステSR[Majoram Therapie]大槻唯

③『白銀ラススヴィエート』

『デレぽ』より。

アナスタシア神崎蘭子のコンテンツ黎明期からのクールアイドルの大人気コンビ。
第2回シンデレラガール選抜総選挙では蘭子がシンデレラガール、アナスタシアが2位に輝いた。
髪色シナジーもあり。
ついでに言うと中の人同士もとっても仲良し。
2013年11月以降からすでに絡みはあったが、『白銀ラススヴィエート』としてユニット化したのは2018年4月3日のモバマスのイベント『花見deドリームLIVEフェスティバル』から。
「ラススヴィエート」はロシア語で「夜明け」、「日の出」、「広がる光」の意味。
TVアニメ第13話『It's about time to become Cinderella girls!』、サマーフェスでラブライカ・新田美波の代打として蘭子が『Memories』をパフォーマンスしたシーンは未だ記憶に新しい。
「白銀」が「しろがね」なのか「はくぎん」なのか論争に終止符を打つためにも公式からの供給を求む。
ちなみに私は「しろがね」派。
なぜならより中二病っぽいから。

こんなところにもいました。

④『ミミミミ☆ミミーズ』

デレステSR[マジメ/ネコチャン]前川みく+

安部菜々&前川みくのウサギと猫のキュートコンビ。
上記カードは2014年9月30日にモバマスに先だってSRとして実装されていたが、その時は『ミミミミ☆ミミーズ』の名は出ず、2016年3月31日にデレステに移植された際にホーム画面でその名がみくによってボイス付きで読み上げられた。
TVアニメ第16話において会社からアイドルとしての方向転換を求められて悩む菜々の背中をみくが「ウサミン」コールで後押しした場面は屈指の名シーンと名高い。
デュオでの活動は鳴りを潜めてはいるが、緒方智絵里を加えての『397cherry』、シャッフルユニット『アスタリスクwithなつなな』(他の2人は木村夏樹と多田李衣菜)、『アタシポンコツアンドロイド』を歌った『C5』(他のメンバーは小日向美穂、島村卯月、双葉杏)、乙倉悠貴とのトリオで歌唱した『Halloween♥Code』、浅利七海を加えてのトリオユニット『はぴのす』などなど、今日においても密接な共演は途絶えていない。

⑤『レイ・ディスタンス』

SSR[アンビバレント・アクト]川島瑞樹

川島瑞樹&高垣楓のお姉さん組デュオ。
漫画『After20』の二枚看板としても存在感を示している。
正式な『レイ・ディスタンス』としてのユニット活動は2018年1月6日からのモバマスのイベント『ドリームLIVEフェスティバル新春SP』からと意外と遅い。
素直に考えて「光の距離」、「レイ」で切るなら「零距離」、「レイディ」まで一括りにするなら「淑女スタンス」と、様々な考察がされてきたユニット名であり、さすが実に味わい深い。
楽曲『Nocturne』のオリジナルユニットでもあり、中の人がふたりともヴォーカルオバケなのも有名(声優としての共演作も多数)。
そしてそして。
現在開催中のデレステ期間限定ガシャ『時を重ねて零距離で 女神達の新春酔情ガシャ』でまさにこのふたりが同時ピックアップされている。

ガシャタイトルの「零距離で」でユニット名の由来の答え合わせがなされている点にも注目だ。
実は今回本記事を執筆しようと考えたのは、このふたりのデュオユニットの名前があまりにも浸透していなかったのを嘆いてものだ。
せっかく運営がガシャタイトルに心憎い仕込みをしてくれているのに、ユーザーに対してロクに響いていていないのは見ていて忍びない。
ファンの間で独自のカップリング名を使う文化は理解できるし、それが逆輸入されて公式化された例も珍しくはない。
が、公式ですでに存在するのであれば公式のものを積極的に使っていきたいと私は考えている。

<おわりに>

今回5組のデュオユニットを紹介させてもらった。
正直『白銀ラススヴィエート』は神崎蘭子&白坂小梅の『Rosenburg Alptraum』とギリギリまでどちらを採用するか迷ったのだが、活動実績の多さでこちらにした。

読まれた方々の中には上記の5ユニットの他にも「まだあれがある、これがある」が様々存在することと思う。
本記事をきっかけにして少しでもシンデレラガールズの話題で盛り上がっていただけるのならばそれ以上の幸いはない。

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