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FGO『オルガマリークエスト_2』クリア後雑感。

2024年4月12日(金)18時、『Fate/Grand Order』(以下『FGO』)に超高難易度クエスト『オルガマリークエスト_2』が追加された。
2023年9月10日(日)18時実装の『オルガマリークエスト_1』以来、実に約7ヶ月ぶりのことだ。
今回からバトル中の任意のタイミング又は全滅時に「一時離脱」を選択できるようになり、サーヴァントの強化やパーティを再編成して一時離脱したバトル又はクリア済みのバトル段階から再開することができるにようになった。
他には「リトライ」機能が追加され、HPやNPなどがそのバトル段階の開始時の状態に戻ってバトルをやり直すことができるようにもなった。
さらにはWAVE1~9の道中のバトルは敵を倒し切らなくても一定ターン(3〜5ターン)が経過することでクリアとなったり、「DANGER」表示の敵を撃破して『大統領バッヂ』というアイテムを集めることでマスター礼装の代わりに強力な『大統領バッヂスキル』が使用できるように。

ほうほう、色々改善されているではないか。
『オルガマリークエスト_1』実装時は「難し過ぎる」との声も多く、「アルトリアをたくさん」他役の川澄綾子さんからの要望にカノウさんもタジタジだったし、さもありなん。
ではでは予備知識なしでもイケるやろ!



前より難しくなってるじゃないですかーっ!
やだーっ!
初見はあまりにも舐めてかかって挑んでしまったので編成を見直して再挑戦し、前回と同じくなんとか2回目でクリア。
2回目に気を付けたのは、
◯ 敵が大量に出て来るWAVEは強い全体攻撃宝具サーヴァントを2人以上編成して1体でも多く倒してバッヂを稼ぐ。
◯ 敵が1体の時はなるべくワンパンを心がける。
◯ 最大戦力はWAVE10に注ぎ込みつつ他でも出し惜しみをしない。
ラスボスはウチの完全体水着エリセがヤッてくれました。
育てててよかった水着エリセ!
今回のラスボス本人も「フレアマリーより強かっただろう?」と言っていたが、これは意図的な仕様だったようだ。
やってくれたな運営!

ストーリーとしては、ストーム・ボーダー内に突如としてE-オルガマリーが出現するところから始まる。
トリスメギストスの危険予測も働かず。
今回の奴は青い。
名前は『アクアマリー』
アクアマリンっぽい。
あの事前の渦から風属性との予想だったが正体は水だった。

アクアマリーは喋る。
フレアマリーは話せなかったが、目覚めたばかりで言語回路がつながっていなかったらしい。
本来なら会話ができたのか。
フレアマリーは「喜怒哀楽」の内の「哀」担当で、4人のE-オルガマリーの中で一番の人権保護派だったのだとか。
しかもダ・ヴィンチちゃんが知りたがっている情報はこの「哀」か「喜」が持っていた可能性があったらしい上に、クリア後に追加されたマテリアルを読むと、「心の底から相手を尊敬し、味方になってくれるタイプ」だったなんて。
しかし倒してしまったものは取り返しがもうつかない。
歴史は変えられないことを最もよく知るのは他ならぬサーヴァントたち。
図らずとも皮肉にも今回マスターもそれを痛感することになってしまった。

アクアマリーは「喜怒哀楽」の内の「楽」担当。
大したことはしていないので大したことは知らない。
U-オルガマリーの平常状態だった時の記録であり、マスターたちの知る「あの」U-オルガマリーに最も近い存在。
敗れた時に「それでこそ『私』の見たカルデアだ!」と言ったのは正直ズルい。
そんな台詞を言われては否が応でもあの日々を思い出してしまう。
「楽」だけに不正はしない。
敗因は援助(バッヂ)を送り過ぎたこと。
ああ、やっぱりあのU-オルガマリーだ。

アクアマリーについてひとつ分からないことが。
どうして「楽」で「青」なのだろうか。
いや「アクア」だから「青」ってのはもちろん分かるのだが。
普通「楽」のイメージカラーって暖色系ではないだろうか。
あまり「普通」という表現は好きではないが。
アクアであることをどうしても動かせなかったからだろうか。
「哀」が「赤」のフレアマリー。
「楽」が「青」のアクアマリー。
「喜」「怒」の存在も明言された。
他に考えられる色は「RGB」の残り1つである「緑」と「黄」辺りだろうか。
いやいや、意表を突いて「黒」や「白」、「金」や「銀」を持って来るかもしれない。
うん、分からん。
……あ。
そういえばそもそも「哀」が「赤」だ。
今頃気付いた。
不覚。
ん?
わざと逆にしてる?
「哀」が「赤」で「楽」が「青」なら「怒」は「緑」かもしれない。
その説で行こう。
だとしたら「喜」が「黒」なのかもしれない。

そうなのだ。
「喜」と「怒」がまだいる。
『オルガマリークエスト』はまだ最低あと2回は残っている。
私は『オルガマリークエスト_1』クリア後に「正直もう2度とやりたくない」と思い、今回もその時と全く感想を持ったが、まだ2回はある。
しゃーない、やるしかないのだ。
だが嫌な予感がある。
今後もっと難しくなるのでは。
アクアマリーに「『喜』とは戦うな。ヤツは怖ろしい怪物だ。他のE-オルガマリーたちも関わりたくない。次は『怒』にしろ」とまで脅されてしまってはそう予想せざるを得ない。
素直に考えれば「喜」がE-オルガマリーたちのラスボスと見て間違いないだろう。
アクアマリー曰く、「『怒』と対峙した時、一つの大きな謎、ある一つの間違いが解明されるはず」とのことなので、「怒」戦を乗り越えればあるいは「喜」に対抗できる力、あるいは資格を得られるものと期待したい。

あれだけこれまでオルガマリークエストの首謀者と見られていた「伯爵」だが、アクアマリーは「伯爵に操られた事はない。奴は我々を起こしただけだ」と明言。
『奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド』が終わった時の実感通りあいつやっぱり小者だったよ!
このカリオストロ伯爵の小者キャラは最初から予定されていたのか、それとも『オルガマリークエスト_1』後の緊急格下げなのかどっちなのだろうか。
……まあ、どっちでもいいか!
『オルガマリークエスト_2』クリア報酬としてプリテンダーのクラススコアが解放されたから役割は果たしたよきっと!

クリア後の感情としては『オルガマリークエスト_1』よりもずっと複雑なものとなった『オルガマリークエスト_2』。
特にフレアマリーの真実には頭を掻き毟りたくなった。
それにしてもこのクエストのシステムはぶっちゃけ大嫌い。
聖杯戦線とは違ったベクトルで嫌い。
バトルそのものの時間よりも編成にかける時間の方がずっと長いのとか。
ああ面倒臭い。
でも。
だが。
「怒」と対峙した時に解明されるはずという一つの大きな謎、ある一つの間違いが今は気になり過ぎている。
あーまんまとFGOの術中にハマっちゃってるなあ。
こうなったら最後の最後まで付き合うよ!
しゃーないなー!

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