現代の錬金術「仮想通貨」
仮想通貨は現代の錬金術。
錬金術自体化学のまがい物と見る向きもあるので、
怪しく捉えるむきもある。
ただ、錬金術自体化学を生む土壌になっただけでなくそれ自体もかなり高度な技術だったことが最近わかってきました。
話を戻しましょう。
錬金術で期待される産物はそう「金」です。
金がなぜ価値があるかというとあまり取れないから。
仮想通貨例えばビットコインなどは暗号技術の結果、全体の採掘量がすでにきまっている。
マイニングとよばれるPCを使った解析でも採掘さうるだけで埋蔵量はきまっています。
マイニング自体も錬金術のように何もなかったり、価値の低いものから高価値を生み出す行為です。
ただ、金と大きく異なる点もあります。
それはそのものの価値です。
金は歴史的に価値が高いものと規定された結果、一時貨幣同様だったこことあり、価値が高止まりしている。
反面仮想通貨は通貨のように国家が保証するものでもなければ定まった価値があるものでもありません。
もちろん昨今の仮想通貨取引に代表されるように現在は価値があります。
仮想通貨の価値は大きく分けて2つ
1.技術的な将来性
2.投機の道具
以上です。
2018年今年初めの暴落で仮想通貨はこれからが本番と言われたのは
投機対象としての価値が大きく低下し、技術的な将来性という仮想通貨本来に備わる価値が、問われるということでもありました。
ただ、自慢のブロックチェーン技術でも流出自体を止められないように、
技術先行の価値という点が不安視されています。
投資、投機の対象としても仮想通貨一つ一つが株式投資などでいう一銘柄に相当するので
下がるときは一気に下がりやすい投機性をもっている。
そういう危うさを内在した通貨です。
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