当店で販売するボードゲームはすべて定価です。
フリマで販売する中古のボードゲーム以外は値引きをせずに定価で販売するようにしています。
値引き販売は業界を衰退させるのではないかと危惧しているからです。
定価で販売するA店と5%引きで販売するB店。どっちで商品を買いたいかと言ったら消費者目線、安く買えるに越したことはないのでB店で買います。するとA店はそれに対抗するために7%引きで販売を始める。それに対抗してB店が…。
ボードゲーム風に言えば、お金はオールマイティ資源です。すなわち、何にも交換できるつよつよ引換券というわけです。お金がたくさんあればできることの選択肢が増えます。
ボドゲショップがたくさんお金を持っていたら、より広い場所で店をオープンして人を雇って多くのお客さんを迎えることができます。遊べるボドゲを増やすことができます。ボドゲ専用テーブルを買ったりトークン入れを揃えたりしてプレイアビリティーを向上させたり、広告を打ってより多くの人に認知させることができます。
ボドゲ業界がたくさんお金を持っていたら、ゲームマーケットレベルのイベントをたくさん開催することができます。海外で人気のボードゲームをより多く日本語化して販売することができます。有名人とコラボして裾野を広げることができます。
値下げ競争をするとボドゲショップの売り上げが下がることにつながり、ひいてはボドゲ業界に入るお金が減ることにつながります。そして業界は衰退していきます。
僕はボドゲが好きでこの先もずっとボドゲ業界で働くつもりなので衰退されては困ります。なので値下げ競争を助長させるアクションはうたないつもりです。
当店では定価販売を徹底します。
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