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エンジニアに必要なのは「推理力」!?

こんにちは!
株式会社BFT名古屋支店・インフラ女子(?)のやまぐちです。

先日開催した就活イベントで参加者からこんな質問がありました。

「インフラエンジニアに必要な素質って何でしょうか」

それに対して名古屋支店長・富岡の回答はこちら ↓↓↓

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この回答、どう思われますか?
私は「そうそう、そうなんだよ~」なんて思ったんですが、私なりの考えも発信したい、と思いこの記事を書きました。

IT系のエンジニアになりたいと思っていらっしゃる方に参考にしていただければと幸いです。ベテランの方はぜひ思うことをコメントください!

憧れの対象・コ〇ンくん

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名探偵コ〇ンの連載が始まりその後アニメ化された当時、探偵もののドラマやアニメがたくさんありました。まさかこんなに長く続くとは思いもしませんでしたが、おかげで年齢が離れている甥っ子とも共通の話題になるので助かっていたりもします。

あるとき、甥っ子がポケットにずっと手を入れていることに気付き、「転んだら頭打つよー。手出しなよー。」なんて言ったら「コ〇ンくんの真似してるの~ (;´Д`)」と困ったように言う妹(甥の母親)。

中二病の早期発症か!!

と思いつつも、確かに何でも知っている小学1年生のコ〇ンくん(本当は工藤新〇)は格好良くて真似したくなるよねと気持ちがよくわかりました。

目には見えない、彼らの「努力」

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例えば指に付いている物質や持ち物、話のクセなどから探偵たちはその人の職業やちょっと前の行動など、たくさんの情報を知ることができます。

それを他の人がわからないから「格好いい」んですよね。

でもその場面で大事なのは、前もってその情報がインプットされているということなんです。

その知識をいつ使うかわからないにも関わらず、です。
もしかしたら一生使わないかもしれません。それなのに前もってインプットしておく必要があります。

インターネットが使える現代、ググればいいじゃんという声が聞こえてきそうですが、そもそもの話で「そういう見方がある」とか「ここに特徴が出てくる」ということがわかっていないと検索することもありません。

そんな知識をインプットする過程は基本的に書かれていません。
ただの推理小説好きでは絶対に入らないであろう知識を持っているということは、裏で相当な勉強をしているのでしょう。

科学&化学、数学、文学、天文学etc...

必要なのは「絶対的な知識の量」という部分で推理力はエンジニアに必須の力だと思います。

そしてもう一つ。知識はあるだけだと意味がありません。
因果関係を結びつける、現象や対策を汎化させる、そうした「点と点を結び線にすること」、これが重要です。

トラブルシュートの際に出力されたログや実際の状況を鑑みて、今はこんな状況なんじゃないか、こういう対応をすれば問題が解消されるのではないか、そんな結びつきはたくさん経験を積むことで培われます。

また、例えば手順書に、

① 変更前の確認 ( ls -lコマンドなど )
② 変更 ( rm XXX.txt コマンドなど)
③ 変更後の確認 (  ls -lコマンドなど )

と記載があった場合、他に何か作業をするときも①変更前の確認、②変更、③ 変更後の確認、という手順を踏めるか、ということです。

言われたこと、やることを点で考えず線や流れで考え、それであればこっちは~、とか、ということはこの成果物はこっちの方が~、などと考えられると、技術を仕事にすることを楽しめるのではないでしょうか。

終わりに

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使うかどうかわからない知識を入れる、というのは、「効率化」「合理化」を推し進めている今の時代に合っているとは言い難いです。拒否反応を示す人も多いかもしれません。

でも「最小の努力」で「最大のメリット」を受けているのかどうか、は更に多くの知識を持っていてこそわかることです。

推理をするための「絶対的な知識の量」と「点と点を結び線にすること」、
私はITエンジニアとして絶対に必要な力だと思いますがみなさまはいかがでしょうか。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました~ ^ ^


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