ものすごく暇か、ものすごく忙しいか。インフラエンジニアのワークライフバランスを考える
こんにちは!
株式会社BFT名古屋支店・インフラ女子(?)のやまぐちです。
気づけば入社して丸7年が経過し、8年目に突入しました。
また、noteを開設して一年が過ぎました。
今回はこれから就活シーズンに入るので、就活生や転職でIT業界を目指す方向けに思うことを書いてみようと思います。
できる上司には難しい仕事がガンガン降ってくる
仕事のできる上司の下で働きたい、そう思う方は多いのではと思います。
でもこれが難しいことだけれども、仕事のできる上司には他の人が達成困難な目標、難しい仕事が降ってくるのです。がんがん。
だから仕事のできる上司、同僚と働くためには、ある程度残業や休日出勤があったり、プライベートでもたくさん学習しないとついていけなかったり、うまくいかなくて挫折したりすることは当然と言えば当然のこと。
自分ができるエンジニアになっても同じです。
その会社で、その界隈でオンリーワンになる!と目指した先にあるのは、各方面から頼りにされる、尊敬されるといういいこともありますが、何でもかんでも「ちょっとこれ見て~」とか「意見よろしく~」とか軽く依頼されることもしばしば。
これはエンジニア職に限った話ではないですね。
どんな会社で、どんな業界で働いても同じことだと思います。
仕事のできる社会人(エンジニア)になりたいですか?
後輩や同僚から尊敬されたいですか?
そう聞かれたらYES!と答えるけど、それに伴う苦労や努力を思うと、仕事で成功することよりも大事にしたいものがある、と気づく人もいるでしょう。
ワークライフバランスを大事にしようという風潮な今、心身共に負荷のかかるエンジニアという職種は自分の生き方を見直すよいキッカケになるのかもしれません。しかしある程度技術力があれば、働く場所や働き方を自分で選べるので、それは本当にいいことですよね。
反動なのか暇だと忙しいよりしんどい
一段落して落ち着きを取り戻した待望の日常を迎えると、最初の2,3日はありがたく、幸せな気分になります。
しかしそのうち、「仕事していないんじゃないか」「自分は必要とされているのか」「本当はやることあるんじゃないか」と不安に駆られてきます(私だけ?)燃え尽き症候群とも言うのか。
暇になったら○○をしよう、と思っていたのになかなかできません。
忙しいからこそ○○をする!という意識が大事になる職業、それがエンジニアです。
忙しさを平準化してほしいと願ったことは一度や二度では済みません。
エンジニア職の中でも繁忙期みたいなもののない仕事もあるかもしれませんが仕事の性質上、システム開発だと難しい気がします。
でも逆に、だからこそメリハリがあっていいとも思えませんか?そう、四季のように。
寒かったり、暑かったりするからこそ、種子は芽を出し、葉は成長し、花は咲き、見る人の心を奪う。ここでしか、この条件でしか生きられないという生物より、クマムシのような恐ろしい耐性を持った人間になれるのだとしたらそれはそれで素晴らしいことなのではないか。
「ちょっとよくわかりません(し、わかりたくもないかも)。」
という声が聞こえてきそうです。
終わりに
ワークライフバランスは大事。
だけど選べる立場になるためにはまず選ばれる人間にならないと、そんな風に思います。
きっと就活の中で「何のために働くのか」「どうなりたいのか」は何度も何度も自分に問いかけて面接に挑むと思いますが、実際に働いてみると「本当は何のために働いているのか」「本当はどうなりたいのか」が見えてきます。
そこで就活とは違う価値観が見えても、それは就活失敗ではありません。
自分が本当に大事にしたいことと向き合い、それに向けて舵を切りなおせばよいだけのこと。
そして、その大事なことを守るためには元からそれが保証された会社に就職することも大事ですが、その権利を認めてもらうために自分がその会社にとって有益な人間になることも大事です。
これからIT業界で働くという方、IT業界に興味のある方はこういった乱降下のある業界なんだなぁと、自分にその働き方ができるかなぁと頭の隅で考えていただければ嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました~^ ^
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