インフラエンジニア、オラついてみた
こんにちは!
BFT名古屋支店・インフラ女子(?)のやまぐちです。
雑貨屋さんからエンジニア職になって一番困ったことは、
先輩の使っている言葉や表現がわからない
ということでした。技術用語が、ではないのです。普段の会話が分からないのです。しかもそれは辞書や技術書などで書かれているような決まった定義や使い方ではなく、ある程度の遊びを持って使われているようなのです。
なんて 言って 落ちてるの?
例えばメッセージやログを出力することを「言う」と表現したり
使い終わったら 落として おいて。
サーバやプロセスを停止させることを「落とす」と言ったり、今まで使ったことのある語句や表現が違う意味で使われているのがSEの世界です。ちなみに上の二つは当時話題になった不思議の国のSE用語から引用しています。他にもたくさん使用例があって面白いので気になる方はどうぞ見てみてください。
さて、今回はふと「オラつく」という言葉を思い出したので、その用語を説明しようかと思います。ちなみに公式(?)でも広く使われていたのでもなく、内輪で使ってニヤニヤしていた系です。でもエンジニアの方にはぜひオラついてほしい!そんな思いで書くことにしました。
エンジニア的、「オラつく」とは
まずは「オラつく」の正しい(?)意味からおさらいです。
「オラつく」とは、粋がり、悪ぶり、アウトロー(無法者)的な近寄りがたい威圧感を発しているようなさまを指す意味で用いられる表現。横柄・不遜・傍若無人な、悪ぶったような態度や仕草や服装、あるいは、そういう輩が好みそうな厳つい風情の車などを形容する表現として用いられることが多い。
~略~
「オラついている」という評価は、「ちょいワル的でカッコイイ」という好評である場合もあれば、単にダサいという悪評である場合もあり得る。
情報提供元(著作権者):Weblio
基本的にはマイナスのイメージですね。
ではエンジニア的にオラついた使い方をしてみます。
同僚:「うわ~、ちょっと見ない間に机の上がオラついてますね~」
※「オライリー本を収集している」「オライリー本を飾っている」の意
もう一つ見てみましょう。
※本屋でオラつく、とは、「本屋で適当なオライリー本を探す」の意
エンジニアの方はもうお判りでしょう。あのリアルな動物が表紙に描かれている、エンジニアなら一冊は持っているであろうオライリー本に関する行動を「オラつく」と表現します。
・・・
またつまらぬ記事を書いてしまいましたすみません。
終わりに
コレクター欲をくすぐるオライリー本。みなさんは何を持っていますか?
私がオライリー本を買う時は手っ取り早く知りたい担当外の技術のものが多い(なのであまり熟読していない)ですが、興味のあるものを深堀するという目線でこれからもオラついてみたいなぁと思います。
ちなみに…
この記事を書くにあたって読んだ記事で面白かったので二つ共有します。
「オラオラ」はなぜ、「オラつく」という形で動詞化されたのか?
※なぜ「オラオラする」「オラる」ではなく「オラつく」なのか、という考察。確かに「オラる」でもよい(実際そう使っている人もいる)のに、なぜ「オラつく」が広がったのか、その考察がおもしろい。
オライリー本の表紙の意味
※なぜあのような表紙になったのかが記載されている。確かに他に類を見ないし、慣れてしまえば全然気持ち悪くないのが不思議。
以上、エンジニア的「オラつく」のお話でした~!
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