費用ゼロでカスタマイズできる!あなただけのVR空間をMozzila Hubsで!
こんにちは!
株式会社BFT名古屋支店・インフラ女子(?)のやまぐちです。
みなさま、リモートワークしてますか?
オンライン会議はどんなツールを使っていますか?
弊社では最近だとSlackでのオンライン会議も選択肢として増え、気軽に複数人だとGoogle Meet、しっかり大人数だとZoom、意見を出し合うような打ち合わせだとoViceと様々なツールを使っています。
そんな多種多様なツールを使う私たちから一つの提案。
マンネリ化したオンライン会議を変えたいという方は無料で利用できるVR「Mozzila Hubs」を使ってみるのはいかがでしょうか。
みんなで意見を出し合う打ち合わせは可能であれば対面が望ましいですが、オンラインでやるならば一つの選択肢としてVRもアリかなと思っています。
今回はVR空間に写真を展示したイベント会場の作り方からイベント当日の様子をご紹介します。本記事を読んでオンライン会議や友人とのオンライン交流にHubsを使っていただけたら嬉しいです。
「Mozzila Hubs」って?
VRってあれでしょ?なんか機械が必要なんでしょ?
そう思われる方もたくさんいらっしゃると思いますが、このHubsはブラウザでアクセスできる3D空間なのでPCのみならずスマホからも体験できます(ただしスマホだとブラウザがクラッシュして落ちてしまう、CPU高騰して本体温度が上昇するなどに注意)
Hubsにアクセスし「部屋を作成する」を押すとデフォルトのシーン(部屋)が作成されるので「Join Room」を押してVR空間に入ります。
とっても簡単ですね!
どうやって使うの?
この作成されたVR空間は作成したあなただけのものです。つまり知らない人が突然入ってくることはありません。誰かを招待したい時は左下のメールマークをクリックし表示されるリンクを共有します。
操作はマウスとキーボードで行います。オンラインゲームをされている方には馴染みがあるらしいWASDキー(前後左右移動)やQEキーで45°回転を使って3D空間を縦横無尽に動きます。
ちなみに私のアバターはこちら(前回利用したものが残ってます)
選択できるアバターはこちら。他にもありますし自分だけのアバターを作ることもできます。
Oculusなどのヘッドマウントディスプレイを使うと手を使えます。文字を書くときなどPCよりも繊細な表現ができるのでその違いを見るのも面白いです。画面酔いに強い方はぜひ(私は10分が限界)
とにかく簡単に使えるのがウリなMozzila Hubs。できること、操作方法などは以下のサイトから確認できますので試しに使ってみてください!
intro hubs · gree/hubs-docs-jp Wiki · GitHub
自分だけの空間を作りたい!
さて、ここからが本題。
何度かフリーの空間を使ってみるとそのうち目的にそったシーンにしたい、という思いが浮かんできます。今回で言えば開発合宿で撮った写真やアンケートの集計結果を空間に貼りたい、というもの。
作ったシーンは順路を進むと合宿の一日目から二日目が美術館のように写真で鑑賞できるものです。いや、私ではなくセンスある方に作っていただいたんですが。
こういったカスタムを無料でできるのがHubs。カスタムにはSpokeというWebツールを使います。「部屋を作成する」ではなく「Spoke」をクリックします。
ログインしてプロジェクトという単位でシーンをカスタマイズします。Blenderもそうですが3Dを平面で操作する、というのがいかに大変かというのを実感します。まっすぐ貼り付ける、というのがどれだけ難しいか…!
それでも物を置いたり、ライトを増やしたり、入口を変えたり自分なりのカスタマイズができるのは嬉しいですね!シーンに入った時の読み込み時間を短くするために写真はサイズを小さくすることをお勧めします。その他気にした方がいいことはこちらのサイトにまとめられています。
creators optimization · gree/hubs-docs-jp Wiki · GitHub
当日のVRイベントの様子
リアルでの会話のように、声は近づくと大きくなり遠いと小さくなります。集まって話をしたり、拍手や❤のリアクションもできるので会場の盛り上が
り具合がわかります。
アバター同士ですが記念写真を撮ってみました。カメラがあるのでVR空間内でも撮影ができるのが楽しいです。
イベント開催時はVR空間の入口に案内係を置き、初めてHubsを利用した人でも操作に困らないようにしました。結局案内が必要な人が途中から入ってくることはなかったのですが、マイクがうまく使えないことがあるので誰かしら人がいると参加した人が安心していいかなと思います。
終わりに
社内でのHubsイベントはこれで3回目。とはいえなかなか参加者が増えないのが悩みどころです。
オフラインで会うことが難しい今だからこそ、社員交流の場を大事にしていきたいし、そこから何か新しいことが生まれることをサポートしていけたらと思います。
そのためにはたくさんの人にVRというものを気軽に体験していただき、心理的なハードルを少しでも下げることが大事。これからもVR関連の投稿をしていくことがその助けになれば幸いです。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました~ ^ ^