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開発合宿やってみた!

こんにちは!
株式会社BFT名古屋支店・インフラ女子(?)のやまぐちです。

最近は第七波が懸念されてきていますが、人が集まることに対する自粛するムードも少しずつ解けてきて飲食店や観光地に人が戻ってきたように感じています。

そんな中、いつもとちょっと違う場所で、いつもとは違う人たちと、やりたいことに没頭する、という一泊二日の開発合宿を企画しましたのでそのご報告です。

開発合宿ってどんな感じなの?
どういうところに気を付けたらいいの?

という方の参考になれば幸いです。

開発合宿ってなに?

今回の開発合宿開催地は琵琶湖近くのホテル!

エンジニアになると日々のプロジェクトで求められる技術要素やヒューマンスキルを身に付けることで精いっぱいになりがちです。

「何がやりたいの?」「何が楽しいの?」

そんな質問にうまく答えられないこともしばしば。
時間があればこれを勉強したい!と思っていても進め方がわからなかったり、時間が取れなかったりします。

それを解決するのが「開発合宿」です!

嘘です、言いすぎました。
とはいえ、旅行がてら「普段と違う環境」で「いつもと違う人たちと」「いつもと違う会話をする」ということはとても刺激的ですよね。

弊社では7年ほど前にも開発合宿を企画しています。
その時はホテルに着いたら会議室で開発、夜もみんなコツコツ一人で開発、次の日は開発&発表というスケジュールで実施していたのですが、今回は「他部署との交流・相互理解」も大事にしたいという思いから、一日目の午後を開発タイム、二日目の午前を部門交流タイムとして開発に使う時間は少なめになる想定で企画しました。

なお、こちらが実際のスケジュールです。金曜は終日、土曜は午前の3時間分が勤務時間として計上できるように会社側とも調整しています。

■ 1日目(金曜日)
AM移動
12:00  堅田駅集合
12:15  ホテルのバスでホテル移動へ
12:30  ホテル着
13:00  会議室で開発合宿コンテンツ(17:00まで)
    ※ 電源タップ、プロジェクター、ホワイトボード2枚を借用
    ※ 開始時:コーヒー+ お菓子 を出してもらう
17:00  チェックイン
18:00  宴会場(個室)(2h飲み放題、コース料理)
    ※ ~20:00まで
以降はお風呂、どこかの部屋で2次会と自由。

■ 2日目(土曜日)
7:00  朝食ビュッフェ@レストラン
    ※各自7:00以降9:00までに朝食を済ませてください
    ※その後にチェックアウト
9:00  会議室で開発合宿コンテンツ(12:00まで)
    ※開始時:コーヒー
12:30  昼食(洋食形式)@レストラン
13:45  ホテル発・解散

会社のイベントとして開催する際のポイントとして、以下の2点です。

① 期初に予算を取っておく
② 勤務時間にできるように会社側とも調整する

当たり前だけどとても大事なことですねー。これで参加するハードルがぐんと下がると思います。

開発合宿って何やるの?

一言で言えば「やりたいことをやる」ですが、今回は部署間交流も兼ねているので3つのコンテンツを企画側で準備しました。

(1) 「こんどる?」のAWS部分を触ってみよう!

 AWS触りたい人、「こんどる?」のシステムに興味がある人向けに用意したコンテンツ。API GatewayやLambdaを実際に動いているものから複製して個別に割り当て、動かしながら仕組みを学ぶもの。

(2)「Pond Duck」アヒルを上手く動かして、生き残ろう!

 コーディングしたい人(未経験でもOK)、バトルが好きな人向けに用意したコンテンツ。自分のアヒルの動きをノーコードかJavaScriptでコーディングし、他3体のアヒルと対戦するもの。2日目にそれぞれが作ったものを用いて対戦の様子をみんなで観戦し、かなり盛り上がりました。

(3) Free & マイペース
京大が無料公開しているpythonの基礎を学べる資料を準備し、それをやるもよし、やりたいと思っていたことに没頭するもよし。


今回は参加者が開発初心者からベテランまで経験の幅が広かったため、誰でも楽しめるコンテンツを用意しました。

やりたいことがハッキリしている経験者が参加者に多い場合は、特にコンテンツを企画せず自由にやってもらうといいですね。


ちなみにコンテンツのポイントとしては2点です。

③ 参加者のレベルに合わせた企画にする
④ 開発しやすい環境を整える

今回、コンセントが足りなかったり、大きいモニタを用意できなかったりしたので、空調や軽食の用意は良かったものの開発自体の質を上げる準備をもう少しすればよかったなぁと思いました。

参加者の感想

違う部署の人と数学の話で盛り上がる図

一泊二日という短い時間で参加者がどう思ったのか、リアルな声をご紹介します。

ポジティブな声  

  • 普段とはガラッと変わった環境で、気持ちを高めてコンテンツに向き合うことができました!遠くに来たなぁ…という実感は、気持ちを高めることにもつながったと思います。

  • 飲み物や軽食が別テーブルにあることで、それを取りに行く流れで別テーブルの人たちとも交流できたので 個人的にはベストな形だったのかなと思います!

  • ホテルの食事は全般美味しくて、とても満足しました。

  • Pond Duck のようなゲーム性のあるものはとても面白かった。競技プログラミングみたいなものをしたらどうなるんだろうという興味はある。

  • 久しぶりのコーディングで動くものが作れたこともあり、開発(というか技術全般)に対するモチベーションが刺激されました。

  • 普段交流がなかった人たちとも関係が作れたので、そこは目に見える成果かなと思います。

  • 合宿をして、普段話さない人とも会話ができてよかった。 開発合宿後に話のネタになったりとプラスになっている。

 ネガティブな声

  • 滋賀県は遠い。。。静岡県とかが良いかもしれません。

  • コンセントが一人1個用意されてるわけでは無かったので、今後の実施時に参加人数が増えた場合に対策が必要になると思います

  • 宴会の席は決めなくても良かったんじゃないかと、実際に実施してみて感じました。朝ごはんがすごくおいしかったです。

  • 移動時間を考慮した結果、今回は学習に使える時間が短かったと感じたので、今後遠方で開催する場合は学習時間をもっと取っていただけると嬉しいです。

ありがたいことに全体を通してポジティブな声が多かったですが、次回開催する際はいただいたネガティブな声も反映してさらにパワーアップした企画を届けたいと思います。


全体を通してのポイントとしては以下の2点です。

⑤ 参加者がアクセスしやすく、不自由しない設備の整ったホテルを選ぶ
⑥ 「達成感」「成果物」を得られるようにする

終わりに

総勢17名での合宿・記念写真~!

開発合宿を開催するポイントをまとめると…

① 期初に予算を取っておく(これ大事!)
② 勤務時間にできるように会社側とも調整する
③ 参加者のレベルに合わせた企画にする
④ 開発しやすい環境を整える(モニタ、コンセントetc…)
⑤ 参加者がアクセスしやすく、不自由しない設備の整ったホテルを選ぶ
⑥ 「達成感」「成果物」を得られるようにする

という感じでしょうか。

そろそろ会社のイベントやりたいな~なんて思っていて開発合宿に興味のある方の参考になれば幸いです。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました~ ^ ^


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