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初心者でも超簡単☆伝わるチラシ作り「2.素材を用意しよう」
まずは決めることを決めて、次のことへ進めましょう。
ゴールが決まったら、次に用意するのは「素材」です。
「かざり」は後回し
素材と言っても、紙面を華やかにする、装飾するための素材はまだ用意しません。
まず用意するのは「情報を伝えるのに必要な文章や画像」です。
前の段階で
・目的
・ターゲット
・全体のイメージ
この3点を決めたかと思うのですが、これらを頭に置いて素材を用意します。
実際どんなもの?
例えば「新しいカフェを開店するから、その告知と集客のチラシ」を作りたいとします。
その場合お店の「告知」と「集客」がしたいわけですから、どうしたらそれができるか考えます。
「告知」
新しいお店だから、お客さんは何も情報がありません。
なのでお店の自己PRをしてみましょう。
・こんなメニューがあります。
・食材はこんなこだわりがあります。
・オープン記念のサービスがあります。
・作っている人は実はこんな経歴があり、腕は確かです。
・お持ち帰りもあります。メニューはこんなんです。
・お子様連れでも来られるようキッズスペースがあります。
・内装にこんなこだわりがあります。
……などなど。
こんな感じで、まず伝えるべき魅力を考えます。
そしてそれをどうすれば伝えられるかを考えます。
「食材についてのこだわりを伝えたいから、この文章と写真を用意しよう」
「内装はこだわったから、アピールするために写真を載せよう」
「子連れ歓迎だから、子供向けに置いてるもの(食器や椅子など)をリストにして載せてみよう」(←ターゲットに合わせた素材)
「オープン記念のサービスで、クーポンをつけよう」
そんな感じでお店の魅力を考えて自己紹介をすると、必要なものが見えてきます。
「集客」
魅力が伝わって、チラシを見た人が「このお店行きた~い!」と思ったら、今度はそれを案内しないといけません。
なのでもちろん
・住所
・店名
・開店と閉店(ラストオーダー)の時間
は、最低限必要になります。
プラス、
・地図
・最寄駅からの行き方
・連絡先
・SNS
があればより親切でしょう。
たくさん用意すると楽になれる
ちなみに、このとき素材の量を多めに用意しておくと楽です。
「足りなくなったから用意する」よりも「たくさんある中から必要なものを選ぶ」方が、作業がスムーズで仕上がりも早いです。
なので「150%用意して、100%使う」ぐらいの気持ちでいると楽に作業できます。
詰め込めばいいってわけじゃない
ただし、1つの紙面に情報を詰め込みすぎると窮屈で読みづらく、伝わりにくいチラシになります。
文字や画像がギッチギチに詰め込まれたチラシを渡されたら読む気がなくなりません?
読めと言われても、読むの大変じゃないですか?
セールストークガンガンしてくる店員さんってちょっとしんどいじゃないですか。
詰め込みまくったチラシはそんな感じです。
読まれないということは、伝わらないってことです。
情報には必ず優先順位をつけ、簡潔にできる文章はより簡潔に。
端折れるものがあれば諦めて端折る。
もしくは制作する面を増やす。
(片面印刷→両面印刷、など)
そういったことをして、紙面が窮屈にならないよう気をつけましょう。
人間あきらめが肝心
伝わりやすい情報は「簡潔でシンプル」です。
載せれば伝わるってもんじゃあないので、載せたいけど優先順位が低いものはあきらめましょう。
で、来てくれたお客さんにそれが伝わるよう、別の工夫を考えた方がお客さんも気持ちよく受け取ってくれます。
どうしたらより伝わるか、たくさん悩んで選んでみてください。
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