アナログ原稿が好き
アナログの絵が好きです。
デジタルももちろん好きだし、何より便利だし、仕事はデジタルじゃないと今はもうほとんど対応できないから使わざるを得ないところがあるのもわかる。
でも、アナログの不便なところが逆にイイって思うところがあって。
アナログ作品の「描いた感」がめっちゃ好きなんですよ。
線や塗りのところは筆やペンが進んだあとが見えて「あぁこの人はこうやって手を動かしたんやなぁ」って見えるところとか。
修正液のあとがぽつぽつ見えて「汚れるぐらい大変やったんやなぁ」とか。
そういう「作者の手のあと」が見えやすいのがめちゃくちゃ好きです。
頑張って描いたんやなぁ、この人生きてんなぁ。
って思えて楽しいんですよね。
デジタルももちろん人の手で描いてるっていうのは分かってるんですけどね。
これはアナログ限定のお楽しみです。
私は元々アナログ畑の人間です。
学校の課題も漫研の原稿も全部紙に描いてました。
色んな紙とか画材とかを使うの大好きです。
そんな私が、先日、大好きな「るろうに剣心」の原画展へ行って参りました!!!
めっちゃよくない!!?
見てこの丁寧に描かれた線!
しっかり手で塗られたベタ!
切って貼ってのトーン!!
写真には入れられませんでしたが、よく見ると鉛筆のあともうっすら見えまして。
人の手で描かれたっていう感じがめちゃくちゃよく見えます。
ちなみに、今の若い子はデジタルでしかお絵かきしなくて
「トーンって何で『貼る』って言うの?」
っておっしゃる方もいるみたいね。
おばちゃんは原稿用紙に切って貼ってをしてたんやで……
私の推しは左之助です。
うえだゆうじさんが好きで見始めましたがもうたまらんね!!
アホでまっすぐな左之助が好き!
本物の逆刃刀もバチクソかっこよかったです。
定期的に公開してほしい。
デジタルもいいけど、たまにはアナログでお絵かきしてみるのはいかがでしょう。
時間も手間もかかるけど、楽しいよ!