【新型コロナの嘘】#28 大政翼賛会と今の政党の現状

今のコロナ騒動は、80年前の戦争に非常によく似ていると言われる。
大本営発表とともに、戦争の悪として語られている大政翼賛会について考えてみる。

少し長いが引用する。

大政翼賛会 たいせいよくさんかい 日本大百科全書(ニッポニカ)1984年岩波書店

日中戦争および太平洋戦争期の官製国民統合団体。近衛文麿(このえふみまろ)を中心とする新体制運動の結果、1940年(昭和15)10月12日に結成された。翼賛会は経済新体制(統制会)、勤労新体制(大日本産業報国会)と並ぶ「高度国防国家体制」の政治的中心組織であり、大政翼賛運動の推進組織として位置づけられた。

「大政翼賛の臣道実践」という観念的スローガンを掲げ、衆議は尽くすが最終決定は総裁が下すという、ナチスの指導者原理をまねた「衆議統裁」方式を運営原則とし、総裁は首相が兼任(歴代総裁は近衛、東条英機(ひでき)、小磯国昭(こいそくにあき)、鈴木貫太郎)し、事務総長有馬頼寧(ありまよりやす)以下の全役員はすべて総裁の指名によって任命され、中央本部に総務、組織、政策、企画、議会の五局と23部が置かれた。地方行政区域に対応して支部が設置され、各支部長の多くは知事および市町村長が任命され、中央と地方組織のそれぞれに協力会議が付置された。

しかし、軍部、内務官僚、財界、既成政党など支配層各グループはそれぞれ異なる思惑をもっており、呉越同舟的組織であった。そのため翼賛会は、結成直後から主導権争いが絶えず、1941年2月には公事結社と認定されて政治活動を禁止され、さらに4月までの間に有馬らの近衛側近グループが退陣させられ、内務官僚と警察が主導権を握る行政補助機関となっていった。

 東条内閣は太平洋戦争の初戦の勝利の圧力を利用し、1942年4月翼賛選挙を実施して翼賛政治体制の確立を図るとともに、6月大日本産業報国会、農業報国連盟、商業報国会、日本海運報国団、大日本青少年団、大日本婦人会の官製国民運動六団体を翼賛会の傘下に収め、8月町内会と部落会に翼賛会の世話役(町内会長・部落会長兼任、約21万人)を、隣組に世話人(隣組長兼任、約154万人)を置くことを決定した。

しかも町内会などの末端組織は生活必需品などの配給機構を兼ねており、全国民は日常生活まで内務官僚と警察の支配を受けることになった。ここに翼賛会体制=日本ファシズムの国民支配組織が確立し、憲兵支配の強化と相まって、治安対策的にはほとんど完璧(かんぺき)な権力支配が実現した。しかし本土決戦体制への移行に伴い、翼賛会は45年6月13日に解散し、国民義勇隊へ発展的解消を遂げた。
もっと詳しい経緯を知りたい方は、Wikipediaを
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%94%BF%E7%BF%BC%E8%B3%9B%E4%BC%9A

少し難しい表現かもしれないが、これを読んでどう思うだろうか?

わたしは、現在よりも、これから日本で起きるであろうことを暗示しているように感じた。

わたしは、直感で戦争は起きないと思っている(あくまでわたしの意見なので鵜呑みにしないでください)。そして支配層にとっては今回のこのコロナ騒動とワクチン 接種こそが戦争をさせているものだととらえている。だから第三次世界大戦が起きない(東京オリンピックも80年前と違い、曲がりなりにも開催された)代わりに、すでに戦争下のような自粛や国によってはロックダウンが行われている。

わたしが80年前と極似していると感じるのは、今の政党が自民党から共産党、はては、れいわ新選組、N国党に至るまで、たいして変わりがない。差がはっきりしないと感じているからだ。2011年の大震災の時も、当時政権与党だった民主党と最大野党の自民党の大連立が模索された。このままコロナ禍の影響が大きくなると、国の機能を回すために、すべての政党の政策は同じなのだから、解散、内閣総理大臣に最終権限を委譲ということが起こりかねないと思っている。事実、今回のコロナに対する見解はどの政党も同じであり、すべての国政政党がワクチン接種を訴えている。

80年前、唯一、大政翼賛会に加わらなかった共産党に、最初のころは、コロナのおかしな騒ぎに反対することを期待したが、見事に外れ、今はPCR検査の拡充とワクチン接種を堂々と訴えている。小さな声をすくいあげ、権力を監視するという役目を完全に放棄している。

参議院時代、集団的自衛権などに反対し、日米合同委員会の存在について国会で質問するなど、「反権力」で鋭い弁舌と行動を示した山本太郎も、れいわ新選組を立ち上げ後、トーンダウンしていき、今では下水のPCRを!と叫ぶ始末である。

政治的立場は違うが、奇抜なアイデアで国政政党を勝ち取った立花孝志も、すぐに議員をやめ、コロナのおかしさに正面から反対するでもなく、ワクチン接種にもほぼ無意見だ。

国会で、今回のファシズム騒動について異を唱える存在がない。

それでもまだ民主主義の可能性はかろうじてある。11月に衆議院選挙が行われる。
ずっと戦争に反対してきた自民党以外の政党も、国民の行動制限について反対しなかった。むしろ自民党より強い制限を要求した。
それでも、あなたは既成政党に投票するのだろうか?

自然免疫アドバイザー
減断薬カウンセラー
精神保健福祉士
永野哲嗣

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