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ビーガン寿司大会

今回は栄養学的観点というより、節約や生活快適術という観点で書いてみようと思う。決して特定の食生活を押し付けるものではないことを断っておきたい。

日本人は寿司が好きだ。海外で日本食と言うと100%寿司のことを指す。わたしが少しだけ寿司の出前のアルバイトをした時、掘建て小屋や市営住宅生活の人も喜んで寿司の出前を頼む。貧乏人から金持ちまで満遍なく寿司が好まれている。

だから土日ともなれば100円代の回転寿司は車でいっぱいになり2〜3時間待ちは当たり前だ。平日夜も早くから行かないと待ち時間が生じてしまう。

そこで編み出したのが、こういった回転寿司系でビーガンメニューで寿司を頼むと言うワザだ。ビーガンとは動物性のものを摂らない食生活のことでそこには魚介類も含まれる。最初はビーガンの人の真似をして寿司を頼んだら驚くほど安く食べれ、食べるものも結構あって満足したというところから始まった。

寿司だけでも、かっぱ、いなり、納豆巻きをはじめ、しんこ巻き、かんぴょう巻き、ごぼう巻き、コーン、高級系の寿司屋では、芽ネギ、各種天ぷら乗せ、アボカド、生麩、茄子漬け、かいわれなどがメニューにある。それに加え今の回転寿司屋には、サイドメニューがあり、フライドポテト、フライドオニオン、ソイミートのナゲットなども実際にあった。そして最近の回転寿司にはバラエティ豊富なラーメン、うどん、そばといった麺類もあるし、赤だしもなめこ汁、わかめ汁、あおさ汁などいろいろあり、100〜200円でものすごく大きな味噌汁が出てきたこともあった。

厳格なビーガンの方で、魚を握った手で作ったものを食べられない、魚介類の出汁はNGという方は無理かもしれないが、一般の人もビーガンメニューは食べられるわけで、ここからは一般の回転寿司でビーガンメニューで頼むメリットについて書いてみようと思う。

まずびっくりしたことは、精算する時、価格が異常に安いことだ。前は普通に魚介類を中心に回転寿司で食べていたが、100円の寿司屋でも1人2,000円を超えることが多く、贅沢すれば3,000円まで行くこともあった。ところが100円の寿司屋でビーガンメニューで頼むと案外いろいろ食べれて会計時は1,000円切ることが多い。どんなにたくさん食べても1,500円止まりだ。

しかももう一ついい点は、ビーガンメニューだと100円じゃない高級回転寿司屋でも、あれこれ頼んで1,000円台前半で食べられるということ。なぜなら野菜は魚介に比べて安価なので一番安い皿に設定されていることが多いからだ。

何よりもいいのは、夜や土日で100円の寿司屋が満杯の時も、100円じゃない回転寿司屋は空いていることが多く、上記に挙げたようにビーガンメニューだと価格差がないことから気兼ねなく安心して入れる。土日に寿司を手軽に食べたい時に取っておきの必殺ワザだ。

安く食べるコツは、うどんなど麺類を一つ頼むだけで寿司にすると3皿分くらいのボリュームになるので節約できると同時に変化が楽しめる。サービスであるガリや緑茶をたっぷり取れば、これも変化を楽しめるし身体に良い成分も摂れる。寿司皿も多くて4〜5皿で満足する。

この食べ方をしてわかった事は、動物性のものは魚介類であっても、際限なく「もっと食べたい欲しい」と思うということ。その結果食べ過ぎて後悔することもあった。ビーガンメニューで植物性のものだけにすると、不思議とそれが起こらない。そしてちょうどの量で満足する。食生活について考えさせられる。

最初はビーガンメニューだと物足りないと何度も思ったが慣れてくるとある種の快感になってくる。身体にもお財布にも優しい。

もう一つ重要なことがある。100円の寿司屋で食べていると、わたしは腹が弱いので本当2回に1回はお腹を壊していた。それもそのはず、100円系の寿司屋は、ご飯はシャリロボットが握り、魚介類はほとんどが冷凍したものを解凍して提供しているから、ざっくり言って不衛生な場面が多々あると思われる。だから前は博打をするような思いで食べていた。

ところがそういう寿司屋でもビーガンメニューで食べるようになったら1度もお腹を壊す事はなくなった。100円の寿司屋が悪いとは思わないが、何事も安い裏には理由があると思う。昔は魚介の寿司が100円で食べられるなんて考えられなかった。

というわけで、外食のコツとしてビーガンで回転寿司屋を食べるという技を紹介した。メリットを挙げてきたが、デメリットがあるとすれば、やや栄養的にタンパク質が少なく、ビタミンB、Dあたりが足りず、オメガ3系の良質な油が摂れないことだろうか。

こちらは家庭で補えば良いし、ビーガンでも納豆寿司やいなり、生麩にはタンパク質が豊富に含まれている。オメガ3に関しては、えごま油か亜麻仁油を持参してビーガン寿司にかけまくって食べてもいい。魚みたいな味になる。

以前は回転寿司でも職人に直接頼むところが多く、正直「安いのばかり頼んで怒らないかな」とヒヤヒヤものだったが、今はタッチパネルのところがほとんどであり、気兼ねなくピッピして頼める。ビーガン寿司大会、一度お試しあれ。

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