美人とブスと精神病名
わたしは精神医学(メンタルヘルス)というものは似非医学であり病名には科学的根拠がなく、動物占い以下のオカルト業だと散々述べてきた。
精神病名にはっきりとした根拠がないことは、しばしば人間の美貌に例えられる。つまり美人、ブスという言い方をするが、じゃあその定義や基準は何かと問われるとほとんどの人が答えることができないのではないか? つまりは各々の主観だということである。
美人というのは時代によっても変遷する。平安時代の美人が今現れたらお化けのようなものになると思うし、平成や昭和のアイドルの写真なんかを見ると不細工だなと思ったことはないだろうか?
各々、美人とかブスとか思うのは心の中では自由だと思うが、それを理由に公的に権利を与えたり剥奪することはできない。美しいのが良い悪いなのではなく客観的な基準が存在しないからだ。美人とはその時代の平均的な顔だちだと聞いたことがあるが、これとて時代によって変遷する。
精神病名も客観的な基準が存在せず、たとえそれが保険の効く医療の範疇に入っていても、統合失調症(精神分裂病)、双極性障害(躁うつ病)、うつ病、発達障害、神経症、ヒステリーと診断されたとしても、きれいだね不細工だねと言っているのとほぼ変わらず、人によって見方が違うのだから全く相手にしなくていい。ちなみに最初の2つ以外の病名は現在精神医学の病名に存在しない。それを固定した病気だと捉えるのにどうしても無理があるからである。そう診断された事実そのものを否定し、過去から抹消してもいいと思う。これが本当の人権である!
わたしはかつて双極性障害と「診断」され、死ぬまで良くならないが「症状を抑える」薬を飲むように言われ、障害者手帳や障害年金を取ることも考えたが、今専門家として、そういうエピソードは当時も皆無であり、その診断は無効であると確信している。往々にして病気などこの世に存在せず、病名や治療薬が病気を創り出しているので、納得のできない診断をされたら全力でそれを否定することも大切なことである。
ブスと誰かに言われて、それを真に受けて一生をそう思って生きることが果たして正義だろうか?
ところで今から10年前、ある事件が起きた。何が美人で、何がブスか?ということを10秒でわかる出来事が起きた。当時会社をクビになり日雇いのイベントスタッフで食いつないでいたのだが、名古屋栄の人通りの多い所でイベントのビラを撒いてこいと言われ、多くの人が拒否するだろうそのビラを「よかったらどうぞ」みたいな感じで配っていた。
そしたら、一人金髪で顔立ちがはっきりしていてスタイルもいい女性が「ありがとう」と言ってウインクしてもらっていった。(おそらくそのビラはゴミ箱行きだが)
もう一人、遠くからこちらの存在を意識し、何とかビラを手渡されないようあからさまに逃げるように距離をとって去っていった女性が続いて現れた。オタク風の風貌だった気がする。
その瞬間、美人、ブスという概念が天からのメッセージのようにハッキリした。前者が美人、後者がブスだと。しかしこれとて個人の主観なのだが、ものごとの捉え方がハッキリした。
美人、ブスというものが生得的で変更不可能なものではなく、態度や生き方の中で創られるのではないか?美人は性格がいい、ブスは性格が悪いという言われ方もするが、その逆が風貌を創っていることも有り得る。すべては波動なのだから思考が現実化する。
前述の二人も極端にどちらかが美形でどちらかが醜形というわけではなかった。人に対しての態度、生き方、礼儀、許容力、感じ良さのようなものが大きい。
精神病名と人間の美醜、一見結びつきそうもないのだが、よく似ていて奥が深い。
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