クローバー王国の終焉
ようやく涼しくなりました!見て見ぬふりふりしてきた家裏の雑草取りの始まり始まり~
夏の間は芝刈りだけで精魂尽き果てとてもじゃないけど家の裏まで手がでなかった。馬鹿みたいに庭中の芝をハサミで刈ってる私…今年は危うく熱中症になりかけたし。
もう~なんでかな。こんなに秋らしくなっても蚊は健在。お腰につけた蚊取り線香の役に立たないこと!いくら払っても耳元にしつこくぷんぷんホント腹立つ。
案の定、家の裏はクローバーの楽園。至るところでこんもりと肩寄せあってしあわせそうにワサワサ揺れている。面倒だけど根っこごと抜くのがコツ。専用の雑草抜きで慎重に掘り起こす。一時間くらいかけてすべて取り除いた。
プチ達成感💛に浸りつつ痛む腰を伸ばし、ふとクローバーはどんな気持ちだろうと思う。大切な仲間が突如姿を現したおばさんの手にかかって一網打尽にされたのだ。
「やめろクソばばあ」「ええ加減にせいよ!」「なめんなコラ!」とか内心思ってたのかな。思ってるのか思ってないのか彼らは表情も変えず、ムダな抵抗もせず、されるがまま黙々と地面から引き抜かれていった…クローバーたちの無言の黒い怨念がひたひたと背中の方から伝わってくるような気がするのは気のせい?
何も語らないから彼らの心の内は判らない。それとも本当に何も思っていないのか。思わないから語れないのか。それとも語るすべを持たないから思いもないのか。なんか哲学っぽい。そして家の裏はとてもキレイになった。