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オンライン秘書のお仕事

私、元SEで秘書経験は11年。オンライン秘書は1年。
楽しんで仕事をさせてもらっています。

なぜオンラインで仕事しようかと思ったか、の大きな要因として、子どもに障害があり、育てるうえでエネルギーが必要です。ゆえ、他に使わなくてよいエネルギーは使わない、という選択をしたいと思い、通勤0分。自宅でできる、この仕事を選びました。

実際やってみての感想は、私には合っている、かな。
その感想を述べてみたいと思います。ご興味ある方、ちょっと覗いていってくださいまし。

いいこと

■人間的な生活が送れる
私にとって通勤時間は痛勤時間。仮に片道1時間の職場だとしたら、1日で2時間自分の時間ができるという算段。素晴らしい✨

■最小のエネルギーで最大の効率化の提案が通る
私の主なクライアントは中小企業。スピードと機動力が命です。
かつて勤務していた大企業と呼ばれる会社で、この作業無駄だな…と思っても、まず係長、課長、部長、と延々と稟議書にハンコを回収し、最後の決済で「前例がないから却下」と言われ、地獄のメリーゴーランドに乗車していたことに気づくのですが、それがない。もちろん変更するにはそれに伴う責任も大きいのですが、私はこのスピード感と脳がフル回転する感じが好きです。

また、オンラインですと、男も女もないです。美醜もないです。評価対象がオープンでフラットなのは魅力です。あるのは結果と、仕事に対する熱意ぐらいかな。

あんまりいいことばかり書くと嘘っぽくなりますので、困ったことも記載いたします。

困ったこと

■質問はとても慎重になる
クライアントは自分の仕事に集中するために事務作業を私に発注している。私もそれを満たしたい。…となると、私の質問で時間を奪うのは本意ではない。ゆえ、少々分からないことは自分で解決しなければなりません。もちろん、時給で働いている場合、悩む時間とクライアントに聞いて解決してしまう時間はシビアに天秤にかけるべきですが、常にここは注意を払っているところです。

■画面上だけの資料を記憶できない
皆様、デジタル書籍はお好みですか?
私はあれは全く頭に入ってこないです。できないと言っていい。
ゆえ、記憶したり理解したい場合、鬼印刷です。年間の用紙代とインク代は人の倍以上です。これはもう、体質なので共感していただけることは少ないと思うのですが、そんな人もいるんだなーぐらいに聞き流してくださいね。

■集中を維持する努力がいる
単調な作業を集中して行うには、根性だけでは解決しません。そこで私が導入しているのが残り時間が可視化できるタイマー、かつ、肩こり防止のために50分ごとにストレッチのリマインドするタイマー、時給精算に必要な総時間をカウントするカウントアップタイマーのトリプル使い。
先日電車に乗車した際、鳴り響くタイマー音(絶対リアルなやつ。デジタル音じゃない)を「携帯のアラーム音ですが?」と言う顔をして止めている人がいらしたのですが、この人もオンライン秘書なのかなと思うぐらいにはタイマーに依存しています。

そんなところでしょうか。
最後に。
思った以上に、オンライン秘書は情報が少なく、そして孤独です。
ぜひ、お好みのサロンに所属することをお勧めします。
もちろん情報収集が第一義的な目的ですが、同じ境遇の人と共有できる信頼や安心は、有益な情報以上です。あいにくオンライン秘書系のサロンを知らないので、他サロンについての言及は控えさせていただきますが、参考までに私の所属をご紹介しておきますね。

おうち秘書サロン


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