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【卒業生の今】稲村ほのかさん:同じ目線で寄り添い心を通わす「自分らしさをみつけてほしい」〜前編〜
皆さん、こんにちは✨インターンの菅野ひかるです。
今回は、ビヨンドトゥモローで2015年〜2021年度まで年間プログラムに参加されていた稲村ほのかさんにインタビューをさせていただきました。
長期にわたりビヨンドトゥモローで活動され、どんなときも笑顔で温かく周りを包み込む稲村さん。後輩としてその姿から学んだことは数え切れません。
この記事では「ビヨンドトゥモローの活動と参加学生の感情」そして「高校生の将来ビジョン」について、稲村さんのご経験から読み解いていきたいと思います。
前編・後編の2回に分けて記事をお届けしていきますので、ぜひご覧ください!
※この記事ではビヨンドトゥモローが提供する年間プログラムを修了した学生を卒業生とし、彼らのその後の活動をお伝えしています。
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1.プロフィール
稲村ほのかさん(26)
出身|宮城県
現在|IT企業勤務
趣味|ゴスペルフラ、サインダンス(手話のダンス)、登山
2.現在の活動
ー本日はインタビューよろしくお願いします!
早速ですが現在のご活動について教えてください。
現在はIT関係の企業で働いています。具体的には、開発者とクライアントの間のコミュニケーションを支えるお仕事をしています。
クライアントであるお客さんから「このような問題が起こっている」という報告を伝えてもらった際に、既存のシステムが要件に合っているかを確認し、システム内の障害の有無や内容などを考えます。そしてシステムを実際に作っている開発者の人たちに伝える役割を担っています。
同僚はインド人の方が多いので仕事では英語でのコミュニケーションが中心です。
お客さんは日本人の方が多いので、通訳も行っています。
3.ビヨンドトゥモローとの出会い
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ービヨンドトゥモローを知ったきっかけは何でしたか?
ビヨンドトゥモローを初めて知ったのは高校1年生の時でした。
当時はボリビアへの留学が決まっていて、それに向けて奨学金支給団体の活動に参加していたことがきっかけで知りました。
全国から学生が集まる場で交流を深めていく中で、自分の視野が地元という狭い範囲に留まっていたことに気づき「このまま留学して良いのだろうか」と悩みました。
そんな中、ビヨンドトゥモローのチラシを見て「ボリビアに行く前に”私も何かやってみたい””外に出てみたい”」という気持ちが芽生えたのを覚えています。
東京に行って全国から集まる学生と会えることが大きな刺激になるかもしれないという思い、サミットへの参加を決意しました。
※東北未来リーダーズサミット…
東日本大震災によって被災し、困難な状況を経験しながらも、グローバルな視野を持ち国内外で活躍する志をもつ若者を対象としたプログラム。2015年から参加対象を東北から全国に広げて、ジャパン未来リーダーズサミットを開催している。
※ジャパン未来リーダーズサミット…
ビヨンドトゥモローが東京で秋ごろに開催する2泊3日の対面プログラムイベント。全国から社会的な困難を抱えた高校生・大学生が集まり、自分たちにできる社会課題へのアクションを発表する。交通費や宿泊費などの参加に関わる費用はビヨンドトゥモローが全て負担する。通称「サミット」。
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ー初めてビヨンドトゥモローのサミットに参加してみていかがでしたか?
3日間のサミットの中で当時高校1年生の参加者は私だけでした。
先輩はとても積極的に発言をしていたり、お互いが面識がある状態で参加したりしている人も多かったりしたので、上手く輪に入ることが出来ず…。
それでも体験共有の時に、初めて自分自身の経験を話す中で自然に涙が出てきて、「私、辛かったんだな」という素直な気持ちに気が付くことができました。
※体験共有…参加学生同士が自身の経験やバックグランドについて話し合ったり、その時に感じたことを伝え合ったりする時間。
そして3日目の最後を締めくくる閉会式の時に先輩が「ビヨンドトゥモローは自分の居場所だ」と話している姿を見て、自分もこの場所が居場所になったらいいなと感じました。
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皆さん、いかがでしたか?
ここまで記事を読んでいただきありがとうございます!
「ビヨンドトゥモローを自分の居場所にできたら」と感じていた稲村さん。
その後の活動を通して、稲村さんにとってビヨンドトゥモローはどんな存在になっていったのでしょうか。
次回の後編では、稲村さんが7年にわたるビヨンドトゥモローでの活動にフォーカスした記事をお届けします! お楽しみに✨
<ビヨンドトゥモローについては以下より詳細をご覧いただけます>