自分の重さに翻弄されていた頃
この頃になると
重さの正体を探すのに
他をあてにすることは諦め
自分自身と対話するように
なっていた
そしていろんなことが
整理できてきていた
感情が重さになっていること
重さには重い軽いがあること
重さだけではなく強弱があること
他の人からの感情は重さで感じること
自分の中は感情と重さが同居していること
これらのことが
自分の中での事実となってきていた
ただ
これを人に言えるほど
目に見えない世界を肯定する
自分にはまだなっていなかった
自分の中だけの事実で
なぜ重さを感じるのかも説明できないし
その重さをどうすることも出来ない
こんな現実離れした感覚が
自分の現実だと認める違和感
人と違うという不安
いろんな感情が入り混じって
戸惑いが渦巻いている時代だった
社会生活の中で
自分の感覚を伝えるのは
とても怖い
この目に見えない世界を
どう乗り越えようか
どんどん加速していく自分の変化に
自分の舵取りが難しくなっていた