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Juul Labsとイギリスの電子タバコの大手卸売業者UKVBが独占販売契約を締結

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出典: Juul Labs launches exclusive distribution agreement with vape wholesaler UKVB

大手電子タバコメーカーのJuul Labsは、イギリス全土で製品を販売するために、イギリスにおける主要電子タバコ卸売業者UK Vapour Brands(UKVB)と独占契約を結んだ。
主要電子タバコ卸売業者と提携することで、成人喫煙者や、すでに紙巻きタバコから電子タバコに切り替えた喫煙者などの消費者層に対して、より効果的に供給することができると述べた。

この動きは「2020年には電子タバコがイギリスで禁煙を試みる喫煙者が使用する最も人気の高い補助製品(27.2%)である」との英国公衆衛生庁(PHE)による発表とほぼ同時期に行われた。
PHEは、同発表の中で、2017年には5万人以上の喫煙者が電子タバコを使用して禁煙に成功した(使用しなければ喫煙を続けた)にも関わらず、電子タバコの使用者数は停滞しており、英国の38%の喫煙者がいまだに電子タバコはタバコと同じ程度有害であると誤って信じていると述べた。

イギリスでは、喫煙が、予防可能な死亡・疾病の主要原因であり、毎年9万5,000人が死亡している。これは交通事故、肥満、アルコール、薬物の誤用による死亡の合計を上回っている。


Juuul Labs UKの販売ディレクター、John Patterson氏は次のように述べた。

「喫煙する人は誰でも禁煙するべきで、禁煙に成功していない成人の喫煙者は、潜在的に害の少ないニコチン代替製品に完全に切り替える必要があります。成人の喫煙者に紙巻きタバコの代替品として電子タバコが提供されることで、紙巻きタバコに関連する害を減らす可能性があると信じています。」

今回の合意により、現在小売り店や仲卸業者などイギリスにおける電子タバコ専門業者のおよそ3分の2に供給しているUKVBが、彼らに対するJUUL製品の流通および販売に全責任を負うことになる。また、UKVBの親会社となる大手電子タバコ企業Totally Wicked Groupがイギリス全土に所有する全国チェーンTotally Wickedの店舗にてJUULの取り扱いが開始される。

Juul Labsは引き続き、すべてのJUUL製品を取り扱う小売業者では、購入者が25歳未満と感じた際に写真付きの身分証明書の提出を要求するChallenge 25を義務付ける一方で、ミステリーショッピング(覆面調査)や年齢確認トレーニングプログラムに投資する。


Totally WickedグループCEOのMarcus Saxton氏は、次のように述べた。

「イギリスでの発売以来、JUULの台頭は、特に複数の食料品ストアおよびコンビニエンス・ストアでの流通において、かなりの成功を収めています。Juul Labsと同様に、ブランド化されたTotally Wicked店舗と当社の個人顧客を通して、成人喫煙者に可燃性タバコから脱却するための信頼できる代替品を提供することに専念しています。私達のチームメンバーは、JUULの成功を反映することを楽しみにしており、独自の販売ポリシーに完全に準拠した製品からなる私達のポートフォリオにJUULを追加できることを大変嬉しく思います。」

Juulは、Totally Wickedグループ店舗に対して「他では学びようがないレベルの知識、経験、専門知識を提供し、顧客の嗜好や期待を理解するための時間を重要視し確保する」能力を持ち合わせていることを強調した。
また同社は「イギリスにおける流通を広げ、より多くの成人喫煙者に紙巻きタバコの代替品を提供するために、UKVBと提携できることを喜ばしく思っています」と述べた。


・UK Vapour Brandsとは

UK Vapour Brands(UKVB)はTotally Wicked Groupの一部であり、世界有数の電子タバコ卸売業者の1つである。東ランカシャー州アクリントンに本拠を置くTotally Wicked Groupは2008年に設立され、2015年に開設された流通部門UK Vapour Brandsは、現在英国の独立電子タバコ実店舗の60%以上に、主要ブランドからの高品質の製品を供給している。

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