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新時代を 信じたい。

信じられる?信じられる?
あの星あかりを 海の広さを

『世界のつづき』Ado

みなさん。ワンピースの映画『ONE PIECE FILM RED』みましたか?

赤髪海賊団と麦わらの一味がシンクロする戦闘シーンがアツかった!!!
からこそ、その後でウタがしんみりと歌うこの『世界のつづき』が、みんなの胸にじんわり残ったはずです。。(すべての曲を解説した記事があったので、気になる方はこちらからご覧ください。)

この曲の歌詞と先日のBeyondミーティングが見事にシンクロしたので、こちらで紹介させていただきます!

未来にのこしたいものは何ですか?

ご紹介するのはメディアインキュベートで『未来プロジェクト』に取り組んでいる浜崎 正己(はまさき まさき)さん。活動内容は2つ。

  1. 未来に残したくない課題を、今日から解決

  2. 未来に残したいものを明確にして、残していく

SDGsという旗印を掲げて「社会課題」という「未来に残したくない課題」の解決に取り組んでいる人々が日本でも増えてきています。一方で、「未来に残したいもの」に注目した取り組みは、めずらしいかもしれません。

Beyondミーティング当日。「未来にのこしたいものはなんですか?」と問いかけると、参加者からたくさんの残したいものが集まりました。

なかでも印象的だったのは、こちらのコメント。

近所に高齢のご夫婦がきりもりする町中華があるんです。
お店にいくと「元気?」といつも声をかけてくれる。
こんな温かい場所がずっとあるといいですね

ずっとあると思っていたものも、10年後20年後にはなくなってしまうかもしれない。。。そんな未来のことをおもうと「いまあるだいじなものをのこすこと」にもっと多くの人たちが注目して、できることから始めることが必要なのでしょう。イベントで同じ思いをもつ人たちと言葉をかわす。ボランティアとして関わってみる。コミュニティをつくる。そんな選択肢のひとつが未来プロジェクト。

のこしたいもののため始まったプロジェクト

未来プロジェクトは「2023年2月までに30のプロジェクトを創出する」ことを目標に掲げて、食やスポーツ、美容に医療にスポーツまで、業界や職種や世代を越えて、多様な人々があつまり、新たなかけあわせで事業と会社をつくっています。

事例のひとつがこどものミライ株式会社。BabyTechの起業家である千葉 祐大さんが代表取締役会長となり、千葉さんのお子さんがチーフ未来オフィサーとなり、こどものミライラジオ等の多くのアクションを開始しています。

こどものミライの他にも、多様な分野で数多くの共創の場を企画運営されており、サポーターやアンバサダーとして参画できる機会があるので、ぜひ気になる方はチェックしてみてください。


信じられる?信じられるかい?

2050年の日本や世界の担い手は、いまの子どもたち。
ですが、彼ら彼女らに旗を渡すまでの20年30年は、わたしたちが新時代をつくっていかなければなりません。

「日本の未来に希望なんてもてない」と思う人にも、近所の町中華のような心温まるだいじなものがあるはずです。日本のためとか世界のためなんて、そんな大層な大義をもつ必要なんてありません。まずは声が届き、手を取り合える近くの人たちのために、なにができるか。

信じてみる 信じてみる
このみちの果てで 手をふる君を
信じてみる 信じて見るんだ
この歌は私の歌と やがて会う 君の呼ぶ声と

『世界のつづき』Ado

未来を信じられる。そんな新時代がくることを願いつつ、わたしもその一員として旗を立て、いっぽ踏み出していきたいです。

このnoteがささやかながら、どこかのだれかに届きますように。おしまい!


Beyondミーティング事務局
プロボノメンバー やすだけいすけ