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肩書きに悩む
早いものでフリーランスを始めてそろそろ1年が経過します。
最近悩んでいるのが、肩書きです。
税務上の事業届けには、経営コンサルティングと、
名刺にも経営コンサルタントと記載しています。
しかし、実際にはコンサルティング出来ていないんじゃないかと。
自分の今の実力では、限られたリソースの中、クライアントの状況を理解して課題を解決するまでのサポートが充分に出来ないと感じます。
もちろん、スモールステップで出来ること・実施していること・トライしていることはたくさんあるけれども・・・
クライアントとの関係は、常駐の場合は、限りなく社員に近いですし、リモートの場合は、お互い一方的なコミュニケーション(これお願いします、はい出来ましたと、超簡潔)になりがちです。
どちらにしても、今いない社員や仕事の穴を埋めるという役割を求められることが多いです。
こういう場合には、クライアント企業やPJに対する疑問などを、少し立ち止まって考えて指摘することは、全く求められていないと感じます。
(飲み会の場を除いては。なぜ会議室ではその議論が起きないのか不思議だ。)
上から言われたことをやるのがサラリーマンですから、それが社内であれ顧客であれ、その期待に応えようと無理やり合わせにいくんですよね。
その無理やりつくったデータやドキュメントは一体何になるのか・・・何の目的でそれを行なっているのか。。。
これが第三者という立場のコンサルティングチームだったら、そういった課題の本質やPJの目的を考慮した上で、アプローチを改善したり別タスクを提案したり、少しずつPJの方向性の舵を切り直しながら進めやすいと思うのですが・・・
内省化された一部のような関係だと、なかなか第三者というカードは切れない。。。
そういう場面に直面した時、自分の情熱とやる気と興味を保つのってかなり難しいなと思うのです。
本当に実力がある人であれば、どんなPJであれ、たとえ1人であろうと、関係ないのかと思います。
自分はまだまだ。。。修行が足りません。
とは言え、コンサルティングファームだって、チームとしてコンサルティングをしているものの、一個人の仕事内容を見てみると、それは誰にでも出来るタスクの積み重ねにすぎないんじゃないか。
そしてそれは、大規模なPJになればなるほどそうで、
難易度はそれほど高くないけど、やることが膨大で、ただただ目の前のタスクをこなす日々を送るファームのコンサルタントがいるとすれば・・・
あれ?コンサルティングってなんだっけ?
と、途中で気付くこともあるのか?それとも、
これが自分のやりたかったスケールのでかい仕事だ!コンサルの自分ってカッケー!
って思うのか?
どちらにせよ、わたしがファーム時代に(選んでいたというべきか?)アサインされたPJは、小規模か、拡大期前のふわっとしたフェーズのものが多かったから、
そういう、一プレイヤーとして黙々と大量タスクをこなすスタイルは、自分の中ではコンサルティングではないと思っているし、目指したい方向性でもない。
よし、課題が見つかったと、ポジティブに捉えよう。
あ、、、肩書きどうしよう。。。
今は、何でも屋ですかね(笑)