うまうまうま
午前中の仕事がおしてしまい急いでバレエレッスンへ向かったものの、レッスンが始まるまであと20分を切った時点でどうもギリギリで間に合わなさそうな気配。ちょっとくらい遅れても大丈夫と言えば大丈夫なのだけれど、なんか疲れてるし、ちょっとHeal's（インテリアショップ）でも冷やかしてから帰ろうかと乗っていたバスを降りて歩き始めたら、馬の足音が聞こえてきました。
そして見えてきたのがこちら。
えええ！？
それはそれは可愛いお馬の皆さんが後ろに人を乗せて続々とやってきます。しかも結構なスピードで。おまけに後ろの人間たちはそれはそれはカジュアルに手綱を操り、なんならビールを片手に持っていたり。時に10-20頭くらいが一塊に（そして衝突寸前な場面も）、時に数頭がパラパラと、10分くらいの間ずっと、続々と軽快な足音と共に馬たちが続々を駆け抜けて行きました。さながらマラソンの街頭応援をしているみたいです。
ただただ前を向き直向きに速歩で走る馬、気持ちがのめりすぎて駈歩になっている馬、トナカイの角やらシャンシャンと鳴る鈴、クリスマスの飾り付けをされた馬。普通に車もバスも走っているところ、動じることなく、すり抜けるように走るお馬たちの顔の勇敢さったらもう。そうそう、キツネがこの道路を渡ろうとしたところにも遭遇。あまりに馬たちが途切れることなくやってくるので、数回トライしたところで諦めて脇道へと退散していった姿がまた可愛かったです。
しかし、調べてみると、どうやらThe London Christmas Driveというトラベラーズによるイベントだったということはわかったものの（しかも情報源は個人のサイト）、道を閉鎖しているわけでもセキュリティ的なものもない様子だし、いわゆる一般的なイベント情報のようなものも全くなく。社会問題を垣間見たような見ていないような。。でも馬は正義。みんな今頃ゆっくり休めているといいなあ。