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パラ馬術に魅せられる

スポーツは断然観るよりやる派なのですが、競馬と馬術は特別です。というか馬の姿が見れるなら何でいい、というくらい馬が好きなだけともいいますが、やはり馬をまっすぐ歩かせる難しさを知ってしまうと、競馬も馬術も「すごい」の一言に尽きるわけです。

そんなわけでパラリンピック。馬の賢さや優しさ、人馬のリレーションシップの素晴らしさはもちろん、解説で説明されている、各選手の障害に合わせて使われる特殊馬具やテクニックのアダプテーション、ルールの変更などが適応されているという部分も作業療法の視点から見てもとても興味深く、2日間に渡る馬場馬術個人の全グレードの競技を、仕事やバレエレッスンの合間に3日間かけて全部観終わったところです。しばらく馬たちとはいちゃいちゃするだけで乗っていないのだけれど、乗りたいモードになりました。

馬場馬術個人:グレード I-III

グレードI:四肢と胴体に重度の障がいがある選手
グレードII:胴体に重度の障がいと腕に最小限の障がいがあるか、または胴体、腕、脚に中程度の障がいがある選手
グレードIII:両脚に重度の障がいがあり、胴体に最小限の障がいがある、あるいは全くないか、または腕、脚、胴体に中程度の障がいがある選手

https://olympics.com/ja/paris-2024/paralympic-games/paralympic-classification

馬場馬術個人:グレード IV-V

グレードIV:両腕に重度の障がいまたは欠損があるか、四肢全体に中程度の障がいがあるか、または低身長の選手
グレードV:視覚障がい、全盲、運動範囲または筋力に軽度の障がいがあるか、一つの肢の欠損、または2つの肢に軽度の欠損がある選手

https://olympics.com/ja/paris-2024/paralympic-games/paralympic-classification

ちなみに、FEIのサイト(英語)で補助馬具などの規定リストを見ることができます。
FEI Para Dressage Compensating Aids Guidelines

日本語では、日本障がい者スポーツ協会のサイトにパラ馬術のわかりやすい説明がありました。
簡単馬術ガイド

残す馬術競技は、馬場馬術団体と個人フリースタイル。まだまだ楽しみは続きます。

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