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JUULのカートリッジ『POD』に害はある?成分や中身を調査

米国を中心に人気を博している電子タバコJUULは禁煙目的で作られたものですが、JUULPODに入っているリキッドの成分に本当に危険性はないのでしょうか?

カートリッジ内に含まれている成分や有害性について改めてみていきましょう。

安全性の比較対象として、ニコチン入りのPODとノンニコチンのPOD成分も比較していきます。

JUULPODはどんな成分が使われている?

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JUULPODの中の成分は基本的に、他の電子タバコリキッドと大差はありません。

ただし、米国を中心に販売されている商品のため個人輸入で購入するJUULPODにはニコチン成分が元々調合されています。

ニコチン成分以外には有害性の強い成分は入っておらず、紙巻きタバコのようなタールや一酸化炭素といった発がん性物質は発生しません。

ニコチン以外には下記の成分が入っています。


・プロピレングリコール(PG)
・植物性グリセリン(VG)
・安息香酸
・フレーバー(香料)

プロピレングリコール(PG)

プロピレングリコール、通称PG は、電子タバコのリキッドに必須の成分です。
PGは、多価アルコールの一種であり、防腐効果の強く、ニオイの元になる香料を溶かす効果もあります。

そのため、化粧品や保湿クリームに使用されるほか、おにぎりや麺類といった保存製品の品質改善の食品添加物としても使用されているほど、身近な成分です。

注射や内服薬・外用薬にも使用されることもあり、人体に有害性を及ぼさないものです。

植物性グリセリン(VG)

植物性グリセリン、通称VG も、電子タバコを使用している方にとってなくてはならない成分です。
リキッドは基本的に、PGとVGを合わせた液体に香料を入れることで完成します。


そんな植物性グリセリンは、植物油からできるアルコールの1種です。

こちらも、食品添加物や化粧品・医薬品に使用されており、甘味料や保湿剤といったものに使用される成分です。

VGの特徴は粘土のある甘味を感じる液体といった部分でしょうか。
VGも、PG同様、人体への影響はないとされています。


安息香酸

安息香酸は、JUULの正規品PODに使用されている『ニコチンソルト』を生成する際に使用される成分です。

安息香酸は、マーガリンやシロップに使用されるほか、清涼飲料水などに対し、抗菌・静菌作用のある保存料としても使用されています。

水に溶かすと酸性になる成分ですが、体内に取り込んでも肝臓で代謝され、尿として排出されます。

危険性は少ない成分とされていますが、ビタミンCと合わさると有害性の高い『ベンゼン』に変化する性質もあるため、使用量に細かく制限がかけられています。

フレーバー(香料)

フレーバーはその名の通り、味や香りをつけるための成分です。
食品添加物に使用されているものを主に使用しており、お菓子などの香料と同じ成分なので、人体に有害性はありません。

ニコチン入りのPOD成分の有害性

ニコチン入りのJUULPODに入っている有害性物質は『ニコチンのみ』といっても過言ではありません。

が、ニコチン成分には依存性があるだけでなく、血管を委縮させる効果もありますし、安息香酸と調合したニコチンソルトは通常のニコチン成分よりも吸収率が高くなっているので吸いすぎると急性ニコチン中毒など様々な疾患の原因になるため大変危険です。

ノンニコチンのJUULPODなら安全?

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ニコチン入りのJUULPODには少なからず有害性のある成分が入っています。

では、ノンニコチンのJUULPODであればどうでしょうか。

ノンニコチンのJUULPODに入っている成分は
・プロピレングリコール
・植物性グリセリン
・フレーバー(香料)

のみとなっています。

これらの成分はどれも食品添加物に使用されている安全性の高い成分ですので人体に有害性はないと考えていいでしょう。

禁煙のためならノンニコチンのJUULPODがおすすめ

JUULは禁煙のための電子タバコとして誕生しましたが、やはり禁煙目的でJUULを使用するのであればノンニコチンの『altpods』などのカートリッジを使用するようにしましょう。

altpodsには、食品添加物に使用されているPG・VG・香料のみが使用されているため、タバコの代わりに使用することで減煙および、禁煙効果が期待できます。

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人によってはVGに注意が必要!

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JUULのカートリッジに含まれるリキッドには有害性はほとんどないとされていますが、人によっては注意が必要になる場合もあります。

植物性グリセリンは、医療品にも使用されている安全性の高い成分ですが、経口投与した場合、致死量があります。

植物性グリセリンを飲むということはないとは思いますが、取扱には十分注意する必要があります。

グリセリンの加熱による有害性物質

グリセリンは沸騰するまで加熱することで『アクロレイン』と呼ばれる毒性のある有害性物質が発生することもあります。

そのため、加熱して水蒸気を出すJUULなどのリキッドに使用するのは危険とされていましたが、グリセリンの沸点は非常に高くJUULの加熱ではアクロレインが生成されるほどの高温にはならないため、問題はないとされています。

ただし、この件に関しての研究はまだ進んでいないため詳しい有害性はまだ解明されていません。

体質によってはアレルギー反応も

グリセリンは基本的には人体に有害性のない成分ですが、体質によってはアレルギー反応が出るという方もいます。

グリセリンの含まれている化粧品を使用したところ皮膚にアレルギー反応が出たという例も出ています。

グリセリンの入った化粧品を使用して一度でも異常をきたしたことがあるというかたは避けるようにしましょう。

JUULPODのリキッド成分には有害性がある?まとめ

JUULPODのリキッドを構成する成分には人体に有害性のあるものは『ニコチン』以外ありません。

ニコチン入りというだけで、害がありますので、ニコチン入りのJUULPODPODを使用する場合には知識を持ったうえで使用するようにしましょう。

ノンニコチンのリキッドには、食料品にも使用されているような成分しか入っていませんので、安心して使用する事ができます。


JUULを使用することで減煙、禁煙を目指すこともできるのでぜひ活用してみてください!

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