煙草を吸う人は要注意？ニコチンが原因で頭痛を起こす人が増えている？
その日の体調や天候などによって、頭痛がひどくなることがありますね。
実は頭痛の原因には、煙草に含まれるニコチンが影響しているケースがあるのをご存知でしょうか。
たとえ自分自身が喫煙者じゃなくても、周りに吸っている人がいれば受動喫煙によって頭痛を起こすこともあるため注意が必要です。
そこでこの記事では、煙草のニコチンがもたらす頭痛をはじめとしたリスクと煙草をやめるための方法についてご紹介していきます。
煙草に含まれるニコチンが頭痛の原因になる
頭痛にはさまざまな種類がありますが、その中でも日常的に起こりやすいのが「片頭痛」です。
この片頭痛の原因としては、肩こりや頭痛薬の飲みすぎなどもあげられるのですが、煙草を吸うことも原因の一つといわれています。
人によっては周期的に片頭痛を繰り返し、日常生活に支障をきたすこともある厄介な存在です。
片頭痛持ちの喫煙者は脳梗塞になる確率が約34倍
普段から片頭痛に悩まされることが多い方もいると思いますが、ある統計によると片頭痛持ちの方が脳梗塞になる確率はおよそ2倍という結果が出てきます。
さらに、そこへ「煙草を吸う」という条件が加わると、脳梗塞になる確率は一気に約34倍にも膨れ上がるのです。
これは、煙草に含まれるニコチンが持つ血管の収縮・拡張作用が影響しているといわれており、健康的な側面から見ると喫煙はとても大きなリスクがあるといえます。
煙草のニコチン以外に頭痛が起こる原因はある？
煙草に含まれるニコチンが、片頭痛を引き起こす原因の一つです。
では、煙草のニコチン以外に頭痛が起こる原因としては、どのようなものがあるのでしょうか。
例えば、肩こりや寝不足・寝すぎが原因で頭が痛くなるのは、経験されたことがある方も多いと思います。
この他にもストレスや疲労、空腹、飲酒なども頭痛を引き起こす原因です。
仕事のストレスや疲労を解消するために、居酒屋で煙草を吸いながらお酒を飲むというのはよくありますが、実は頭痛を引き起こしやすい条件が揃っているので注意しましょう。
喫煙者だけじゃない！受動喫煙でも頭痛を引き起こす
実は、頭痛を引き起こしやすいのは、煙草を吸う人だけではありません。
非喫煙者の方が煙草を吸う人の近くにいるだけでも、片頭痛を起こすこともあるのです。
例えば、飲みの席などで隣に座っている人が煙草を吸い始めると、こめかみのあたりがズキズキと痛くなってきたことはないでしょうか。
もし経験があるという方は、人が吸っている煙草の煙を吸う「受動喫煙」が頭痛の原因としてあげられます。
受動喫煙が原因で起こる症状
日本禁煙学会では、「受動喫煙症の分類と診断基準」というものを設けていて、0〜5の5段階のレベルがあります。
レベル0は、正常な状態で受動喫煙の機会がない非喫煙者のことです。
レベル1〜2になると、受動喫煙の機会はありますが大きな症状がない段階になります。
レベル3は、頭痛や吐き気、めまいをはじめ、倦怠感や咳、鼻炎などさまざなな症状が起こる段階です。
レベル4は、受動喫煙を繰り返すうちに症状が慢性化し、さまざまなアレルギー症状や炎症など引き起こした状態のことをいいます。
レベル5では、肺がんや脳梗塞などかなり重篤な症状や後遺障害になった状態で、自分が煙草を吸っていなくても周囲の喫煙者の影響を受ける可能性は大いにあるのです。
現在は原則屋内禁煙が義務化されている
望まない受動喫煙による健康被害を防止するために、平成30年7月に改正健康増進法が成立しました。
これによって令和元年7月1日から学校や病院では屋内全面禁煙が義務化され、令和2年4月1日から飲食店・職場等でも屋内禁煙となっています。
喫煙者にとっては吸える場所が減って肩身の狭い思いをする方が増えたと思いますが、これまで受動喫煙に悩まされていた方にとっては嬉しい対策ですね。
煙草による頭痛に悩んでいるなら電子タバコへの切り替えがおすすめ
煙草を吸うためには、専用の喫煙スペースなどを利用しなければなりませんが、世の中の禁煙・嫌煙ムードを受けて煙草を辞めようと考えているかたもいると思います。
しかしこれまで習慣化していた喫煙は、辞めようと思ってもかんたんには辞められません。
そこでおすすめしたいのが「電子タバコ（VAPE）」です。
ここからは、電子タバコをおすすめする理由についてご紹介していきます。
電子タバコがおすすめの理由①ニコチン・タールが含まれていない
これから禁煙しようと考えている方に、電子タバコをおすすめする理由としてはニコチンやタールが含まれていないという点です。
しかし電子タバコから発せられる水蒸気を吸うことで、煙草を吸っている感覚を味わえるため禁煙による口寂しさを紛らわせられます。
紙巻き煙草や加熱式煙草の代替品として、電子タバコに切り替えてみてはいかがでしょうか。
電子タバコがおすすめの理由②嫌な臭いがなく受動喫煙のリスクもない
電子タバコには、上述したようにニコチンやタールといった有害物質が含まれていません。
また紙巻き煙草と違って燃やすわけではないので、燃えることで発生する煙草特有の臭いもないのです。
そのため、嫌な臭いはもちろん受動喫煙によって周囲に与えるリスクもないこともおすすめできるポイントとなっています。
電子タバコがおすすめの理由③いろんなフレーバーを楽しめる
電子タバコ最大の魅力としては、非常にバリエーション豊富なフレーバーが揃っていることです。
グリーンアップルやピーチといったフルーツ系をはじめ、チョコレートやバニラなどのスイーツ系、エナジードリンクやコーラといったドリンク系などがあります。
また禁煙目的で電子タバコに切り替える方には、煙草フレーバーやメンソールフレーバーもおすすめです。
いろんなリキッドを組み合わせて、自分好みのフレーバーを作ることもできるので楽しみながら禁煙できるでしょう。
頭痛の原因は煙草のニコチンによるもの？｜まとめ
煙草を吸っていると頭痛がひどくなる、煙草を吸っている人の近くにいると頭痛が起こるという場合は、煙草に含まれるニコチンが原因といえます。
煙草を吸う本人だけでなく、煙草から発せられる煙を吸う（受動喫煙）ことでも頭痛は起こりうるのです。
慢性的な片頭痛に悩まされている方は、そうでない方と比べると脳梗塞のリスクが約2倍といわれ、喫煙者になると約34倍とかなり確率が上がります。
喫煙は、頭痛以外にもさまざまな健康被害をもたらしますので、この機会に禁煙を始めてみるのも一つの手です。
とはいえ、いきなり煙草を辞めるのは難しいので、まずはニコチン・タールを含まない電子タバコに切り替えてみてはいかがでしょうか。💭
これから初めて電子タバコやリキッドを買うという方は、ぜひBeyond Vape Japanをチェックしてみてください！
