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Vapeのコイルがすぐ焦げる原因は?対処法についてもご紹介!

最近、禁煙目的や香りを楽しむ目的でVapeを利用されている方を見かけることも多くなってきました。

Vapeをいざ始めてみると、手頃なサイズ感に反してお手入れや操作が複雑で、慣れていないと様々なトラブルに陥りやすいのも事実です。

皆さんの中にも「コイルが焦げってしまった」なんて経験のある人もいるのではないでしょうか?

今回は、Vapeのコイルが焦げてしまう原因とその対処法についてご紹介してきたいと思います。

Vapeのコイルが焦げる原因は?

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そもそも、コイルはどんな構造でどんな役割を果たしているのでしょうか?

Vapeを構成しているパーツは大きく2つに分かれており、1つ目が "アトマイザー" と言って、主にリキッドを気化させるパーツです。このアトマイザーは、ドロップチップ・タンク・エアホール・コイルの4つの部品で構成されています。2つ目は "バッテリー" です。これは、主にアトマイザーに電力を供給する役割があります。

他パーツの説明は省きますが、コイルはリキッドを加熱して気化するというVapeにおいて最も重要と言える役割を担っているパーツになります。
コイルに取り付けられている綿(ウィック)にリキッドを染み込ませ、そのリキッドにコイルから直接熱を加えることで水蒸気を発生させています。

コイルが焦げているとどうなる?

Vapeの煙を作り出すこのコイルが焦げると以下のトラブルが発生します。

焦げ臭さ
味や香りに違和感、苦味が混じる(※体調によって偶然苦味を感じる場合もあるため、何度か吸入して判断する必要があります。)
吸う際にジュルジュルとした感覚がある
口の中へ何度もリキッドが跳ねる

このコイルの焦げは "ガンク" とも言われ、リキッドに含まれる甘味料など気化しない成分が加熱されることで焦げ付きます。鍋に砂糖水を入れて加熱し続けるとカラメルができて焦げ付くのをイメージしてもらうとわかりやすいのではないでしょうか。

この状態が酷くなると焦げ臭さや苦味などの違和感を感じるようになります。

もし、今使用されているVapeでこのような違和感を感じたら、コイルが焦げてしまっている可能性があります。

コイルが焦げてしまう原因は一体何なのでしょうか?

コイルが焦げる原因

コイルが焦げるのには様々な原因が挙げられます。

リキッドの供給不足による空焚き
出力の上げ過ぎ
コイルの消耗による劣化
最初からコイルが焼きついている
リキッドの種類と質
連続で吸入し過ぎる、1回の吸引量が多すぎる

初心者に最も多い原因は、リキッドの供給不足による空焚きです。
先ほど述べたように、Vapeはウィックと呼ばれる綿に染み込ませたリキッドを蒸発させて煙を発生させていますが、このウィックにリキッドが十分に染み込んでいないと空焚きの状態となってしまい、熱でコイルが焦げてしまいます。

特に、トップコイルと呼ばれるタイプは、紐のようなものを伸ばしてリキッドをコイル部分まで吸い上げる仕組みなので、リキッドの供給が間に合わず空焚き状態を起こしやすいと言われています。

原因別の対処法については、後ほど詳しくご紹介します。

そのまま使い続けたらどうなる?

コイルが焦げたまま使い続けると、喉が痛くなったり、イガイガしたりと体への影響が強くなるだけでなく、本体の液漏れ等のトラブルや故障を招く場合もあります。

喫煙中に焦げ臭さや違和感を感じたら、なるべく早くコイルを交換することが望ましいですが、このくらい大丈夫だろうとそのまま使い続けてしまったり、特に初心者の方は味や香りの細かな変化に気付きにくい場合があります。

このようなトラブルなく美味しく楽しめるよう、定期的にメンテナンスを行ったり、コイルが焦げる原因となる使用方法をしないよう注意しましょう。

Vapeのコイルが焦げた時の対処法は?

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Vapeを長く、美味しく、最大限楽しむためには、日々のちょっとした気遣いやお手入れが重要になってきます。

次に、先ほど記したトラブルがすでに起きてしまっている方や未然に防ぎたいという方へ、原因別の対処法をご紹介していきます。

リキッドの供給不足による空焚き
対処法:リキッドのこまめな補充
ウィックに十分なリキッドが染み込んでいないことが原因なので、リキッドがタンクから完全になくなる前にこまめに補充しましょう。

出力の上げ過ぎ
対処法:設定出力を弱める
機種や機能性にもよりますが、適正の強さを上回って使い続けるとコイルがすぐに焦げる原因になります。これも結局は、パワーに対してリキッドの供給が間に合っていないために起きてしまうのです。
だんだんと出力を上げて焦げ臭さを感じたところを限界値として、それ以下の出力で使用すると良いでしょう。

連続で吸入し過ぎる、1回の吸引量が多すぎる
対処法:吸入の間隔を空ける、一度の吸入量を加減する
これは感覚や慣れとしか言いようのないことですが、吸入の間隔が無かったり一度の吸入量が多いと、リキッドの供給が間に合わずコイルの焦げ付きが早くなるので、加減しながら吸入することをおすすめします。

コイルの消耗による劣化
対処法:コイルの交換
コイルは消耗品なので、どれだけ丁寧に使っていてもいつかは焦げてしまうものです。この場合は、コイルを交換するだけで改善できます。
コイルの交換時期の目安は、使用頻度にもよりますが、おおよそ1ヵ月前後と言われています。

最初からコイルが焼きついている
対処法:リキッド注入後、しばらく放置してから使用する
コイルを交換しても、始めにウィックへ十分なリキッドを染み込ませないまま使ってしまうと、意味がありません…。
放置時間の目安は、コイルにもよりますが20~30分、可能であれば一晩放置して十分に染み込ませてから使用すると良いでしょう。

リキッドの種類と質
対処法:リキッドのフレーバーやメーカーを変える
気化しない成分が加熱され続けることで焦げが発生します。特に甘味料(グリセリン)が多く使われたスイーツやドリンク系の甘いフレーバーほどコイルが焦げやすいと言われています。
また、最近よく見かけられる激安のリキッドを使用すると焦げやすくなるという意見も見られました。

もっと簡単に使える電子タバコ『JUUL』

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コイルがすぐに焦げてしまう以外にも構造の複雑さから、Vapeは様々なトラブルが起きやすいため、トラブルなく楽しむにはしっかりと構造を理解した上で細かな配慮やメンテナンスをすることも必要です。

慣れればそれほど難しいことではなく、こういった手入れを楽しめる人もいますが、やはり簡単でトラブルも少なく利用できる電子タバコの方が良いと感じる瞬間が出てくるのではないでしょうか。

そんな方には、電子タバコの中で最も複雑なリキッドタイプではなく、リキッドとコイルの交換を同時に行えるPOD(カートリッジ)型の『JUUL』もおすすめです。

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Vapeのコイルがすぐ焦げる原因まとめ

Vapeのコイルがすぐに焦げてしまうのにはいくつかの原因があり、定期的なメンテナンスや日々のちょっとした配慮でコイルの持ちも変わってくることがわかりました。

手間はかかりますが、長く美味しく楽しむためにもしっかりと構造を理解して使用されることをおすすめします。

最近Vapeの味わいが変わってしまって困っているという方、またメンテナンスが面倒になってしまってもっと簡単な電子タバコに移行したいと感じていた方の参考になれば幸いです。

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