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英語は「音」から~フォニックス

今日はフォニックス(Phonics)について。

英語圏のアメリカやイギリス、更には日本のインターの場合、ほとんどのプリスクールやキンダーで、フォニックスを通して基本的な読み書き、そして数字や計算を3歳4歳から遊びの中で学び始め、5歳からは本格的にワークシート的なものを使用し学び始めます。

なぜ、「フォニックス」を通じて学ぶか、というと、英語圏の幼児初等言語教育で何よりも重点を置いて学ばされるのが「音♪」だからです。フォニックスは、英語の音の基礎を学ぶことなのです。

私が初めてフォニックス(Phonics)を学んだのは3歳。オーストラリアの
モンテッソーリ幼稚園では毎日午前中、窓ふきや靴磨きなどのモンテ特有の「お仕事」とよばれる活動をしながら、先生がタイミングを見て一人ずつPhonicsテーブルに子どもを呼んで、アルファベットの音を学ばせていました。

まずは砂文字板という教具を使って子どもが音を正しく言えるかのチェック。

次は板の文字を二本指でなぞらせます。

3歳から毎日毎日板を見せられ音を言っては、なぞってを繰り返していると4歳5歳になって指の筋肉が発達して頃には自然に次の言語学習段階に進め、小学校に入るころには読み書きの基礎が出来ています。

こんな感じで勉強するのです。

👩 Are you ready to join me in the Literacy Corner?

🙋Yes!

👩 Can you tell me the sound of this letter?

🙋 ”「ブ」、「ブ」、「ブ」”

👩 what is the name of this letter?

🙋 ”「ビー」”

👩 Could you trace the letter B for me?

🙋 Sure

👩 Tell me words that you know with this sound.

🙋 Banana, Boat, Beach, Butter, My dog Bessie

👩 Great! which work would you like to do next?

こういう日々を3歳から1年以上。

ポイントは、音の名前ではなく、表示されているアルファベットに対応する「音」を覚えさせる、というところにあります。例えば、Iを見たら「アイ」ではなく、「イ」と👄から出てくるようにするのです。以下がその表です。

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次回はPhonicsについて、更に深堀します!

今日もグローバル世界で羽ばたけるお子様の教育をお手伝いしています!宜しかったら遊びに来てください。
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