見出し画像

英語で子育て…注意する時

バイリンガル子育てを頑張っている親御さんから、「子供がなにかいけないことをしている時にどういう風に注意すれば良いですか?」とよく聞かれます。

まず、簡単に皆さま"NO"とおっしゃる方が多いです。
また英語が母国語でない移民の人なども使うと思います。
しかし、これは英語圏ではまず、使われません。

”NO!”を単体だけで使う場合は、
 緊急事態ですぐに叫んで止めなければ命の危険が!
 車にひかれてしまう!
 熱いものを触って火傷してしまう!
といった、緊急事態の時です。

日本語でも「違う!」とかは単体で子供に対して頻繁に使いませんよね。そんな感覚です。

お子さまには大人同様人権がありますので、つねに丁寧語を使うのが少なくてもロンドンやニューヨークでは当たり前です。

”No”ではなく”No Thank You”を使いましょう。

そしてお子様がその通りにしたら、”Thank you for listening. You are a great listener!”などとお礼と褒めるはセットで。

また更に上をいき、”Please do not touch my phone.” などとPleaseをつけましょう。

そしてさらに付け加えると、Whyも説明しましょう。お子様は大人の携帯を触りたがりますよね。

その際には…”No Thank you Darling. Please do not touch my phone.",
"My phone is very precious, and it is only for grown ups. "
"Thank you for listening."
"You are a wonderful listener!"

ここで大事なのは抑揚イントネーション!
”No”はゆっくり少し怖め炎に。
そしてすぐに”Thank You Darling” は早く優しく言います。
Please, Very, Onlyも同じくゆっくり強調し、そして優しく。
最後のThank you とWonderfulはさらにゆっくり朗らかに言って終わりましょう。

また、最初にExcuse Me Emilyなどと子供の名前を呼んでから始める人も多くいます。

相手が子供だろうが尊敬の念をもって、丁寧な言葉遣いで接することは0歳児からとても大切です。子供に対する接し方は将来巡り巡って自分に戻ってきます。

        バイリンガル子育て頑張りましょうね!

今日もグローバル世界で羽ばたけるお子様の教育をお手伝いしています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?