Giving Children Choices ~子供に選択を与える時。。。
本日はお子様に与える選択肢や決定権についてのお話です。
ママ:「どうする?もう帰ろうか?」
子供:「ヤダ!帰らない」
ママ:「もう5時だから帰ろう!」
子供:「ヤダ~帰らない!」
これを10分以上繰り返し、ママが怒り、子供はギャン泣きしながら帰る。
”Only give choices that are available. Do not give children choices unless they can have what they choose."
これは私が10年以上キンダーを担任していた時に、万国共通どこの国のご両親にもお伝えしてきた大事な点です。
基本、子供は自己中心的でわがままを言いよく駄々をこねる存在です。
ご両親を信頼し心が健康に育っている証明ですので、そうじゃないと逆に心配ですよね。
ただ、子供に選択を求める時は、どちらを選らばれても困らない選択肢しか与えてはいけません。子供に選択肢を与えるのはとても大切なことですが、大事なことは決定権の無い事柄については最初から子供に選択肢を与えない、という事です。少々、逆説的ですよね。
例えば上記の例では公園から帰るか帰らないかは子どもが決めることではありません。その選択肢は与えられないのです。なので帰るかどうか聞くこと自体間違っていて、帰らないと駄々をこねる子どもを怒ることもおかしいことです。
「今日はどの歯磨き粉を使いたいA or B?」は自分で決めてもいい選択肢です。でも、「歯磨きする?しない?」は選択肢として与えられません。
「今日は5時になったら帰るからね」ときっぱり宣言した上で、
「帰る前に最後に遊ぶのはブランコそれとも滑り台?」と提案するのです。
Aをするか、それともBにするか?実際子供が決めてもいいことしか選択肢は与えられません。
「スキップしながら帰る?」「歌を歌いながら帰る?」などは子どもが決めていい、決定権を与えても構わない選択肢です。
繰り返しになりますが、あげられない選択肢を与えないことが、ポイントとなります。
ただし、与えても良い決定権はたくさん与えてあげましょう。そして子どもが自分で考え、選び、決め、決断する力を養う。子どもが選んだことはきっちりと尊重し口を挟まずに、見守ってあげましょう。
人間を育てるのってホント大変です!!!
私も反抗期プリティーンの子育で毎日格闘中です。正解はありませんが、幸せを願えば願うほどイライラもつのり、親として辛い時や不安な時ももたくさんあります。
今日もグローバル世界で羽ばたけるお子様の教育をお手伝いしています!