スパルタン
ついに出場。
105度くらい(その名も"Inverted"="反転した")の傾斜の壁を登ったり、有刺鉄線の下を地を這って進んだり、地面が燃えているところを駆け抜けてゴールしたりするレース"Spartan"
完走した感想をここに残そう。
レースの結果
まずは上の階級では足切りラインとされる1時間半以内にゴールできて何より。
準備して臨み、それに見合った成果を上げることができた。
とはいえこのタイムはもっと縮められたのではないかと思う。
学んだこと
障害物は大きくはパワー系とジャンプ系にわかれる。
30キロくらいの荷物を持ち上げられ、2メートルくらいの高さの鉄棒で前回りができれば障害物はクリアできる。
この人のブログに全障害物の解説が載っていてとてもわかりやすい。
ところで、スパルタンは障害物に挑戦している時間よりも障害物間のインターバルで走っている時間の方が長い。
つまり最終的なアウトプットにあたる「ゴールまでにかかった時間」を良いクオリティに仕上げるのに重要なのは基礎的な走力である。
障害物周りにはカメラマンが集まっていたりYoutuberが動画を撮っていたりして何かやっている感はかなり出ているが、ここでのパフォーマンスはタイムに大きくは影響しないのである。
これは派手な場面は何回かあるが、ロングスパンで見ればそこで何をやっていたかよりも、もっと長い時間を占めるそれ以外のときに何をやっていたかの積み重ねで作られていく人生そのものではないかと。
まとめ
スパルタンという非日常への挑戦。
競技中ですら、良い結果を出すためには凡事の積み重ね。インターバルで歩きまじりの4㎞/時ではなく8km/時で足を止めないで走れていたか。
ここが勝負のポイントだった。
日常の練習こそ凡事徹底。
派手な出来事がない日こそ、早く動くことを続けるだけ。
日常の日々こそ奇跡。
それこそがスパルタンレーサーの道。