日記・2024/08/02


①承認欲求についてのアレコレ

 今日の日記は日をまたぐ前に書き始めた。快挙だ。

 最近、文章媒体……それこそnoteで「一発バズらねぇかなぁ」という気持ちが湧くようになってきた。
 所謂承認欲求というやつでしょうか。
 そもそも自分は、あんまりそういう欲求を抱いたことがない(バズるのはそれはそれで嬉しいんだけども)からなんというか、このような気持ちを抱くこと自体、不思議に感じている。

 Twitterやnoteに限らず、何らかのツールでバズると沢山の人に自分の書いたものが見られるじゃないですか。
 あれがダメ。ダメというか、人に与える影響を考慮してしまって、拡散されていくことを素直に喜べなくなる。
 Twitterでもプチバズから万バズまで何度か経験してきたけど、それを終える頃には「やっぱ身内でウケるぐらいがちょうどいいわ」といつも思っていた。

 そう、承認欲求自体ないわけではないんだけど「自分が人に影響を与えるのが怖い」「畏まって書いたものでもない、だらしない文言を見られるのが怖い」「そもそも拡散されたことで寄ってくる変な人に対処するのが面倒」とか色々な問題がバズるたびに自分の脳裏を掠めて、その都度「もうバズはこれまででいいや」と思ってしまう。
 つまるところ、全く知らない人にまで自分の内側を見せるのが、自分は怖いのだと思う。
 それと単純にいいねやRT、リプが通知になだれ込んでくるのがなんとなく面倒。

 けれど、人並みの承認欲求は別に持ってて悪いものでもなく、むしろ芸術方面で成功するためには必要なモノなんじゃないか、とすら思う。
 いやまぁ、多分そうなんだろう。
 だからとりあえず今日も自分はnoteで日記を書いて、隙あらば「一発バズらねぇかなぁ」と思っている。
 Twitterとnoteでは、バズり方がちょっと違うかもしれないしね。

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②運命の巻戻士・感想

 話が変わるけど、最近自分は「運命の巻戻士」という漫画を読んでいる。

 8月6日まで無料で全話読めるので、暇な人は是非読んで欲しい。
 まぁこれがとにかくめちゃくちゃ面白いんだ。

 物語のあらすじは「時間を巻き戻せる『巻戻士』という仕事に就いている主人公たちが、本来の時空では事件や事故で亡くなってしまう人々を、何回も時間を巻き戻しながら救っていく」というものなんだけど、とにかくタイムリープものとしてよくできてる。
 児童漫画なのでバトル要素も抑えつつ、「どうすれば人々を助けられるか?」と主人公であるクロノたちが試行錯誤しながら挑んでいく様が、何回見ても泣けるんすよ。

 読む前はド級のリトライが頭の中にちらついて大変だったけど、5話か6話ぐらいでもう心をがっちり掴まれてしまって、後は流されるまま30話ほど一気に読んでしまった。
 1話1話の構成が巧みなのはもちろんの事、「〇〇編」と程よい所で区切って、作品自体にメリハリを持たせてるのがやはり良い。
 いや、割と多くの漫画がこの手法を取っているけど、巻戻士はどの章も満遍なく面白くて……。
 普通の作品なら「この漫画ってこの辺りが面白さのピークだよな?」という会話があると思うんだけど、巻戻士はマジで最新話までずっと面白くて、もう……もう……感涙ですよ。

 1話ごとの話はそんなに難しいことをやっていないというか、話についていく難易度は低い方なんだけど、その分設定がめちゃくちゃ作り込まれてて、クロノと一緒に難題を解決していくゲームっぽさがあるのがやはり好きです。
 バージョンアップという、いかにも少年漫画的なパワーアップ要素があるのも好き。
 好きなバージョンアップはアカバのやつです。

 そして何よりもキャラが良いんだな。
 主人公・クロノは何があっても絶対に対象の人物(それどころか敵まで)を救おうとする不屈の精神の持ち主で、こちらが好感触を抱いて自然と応援したくなるようなキャラ造形をしている。
 主人公の恩人である特級巻戻士・シライはかなり緩いキャラでありつつも、抜群の戦闘能力でここぞという時に魅せてくれる。五条悟ばりに強そうなのすごいよ。
 と、こういう感じでそれぞれのキャラクターがしっかり作り込まれているので、安心して本編を読んで登場人物に感情移入することが出来る。

 自分は無料分を全部読み終わってしまったので、記念に単行本を買おうと思ってます(金欠なので実際に購入するのはもうちょっと後になりそうだけど)。こんなに漫画にハマったのは個人的にチー付与以来だよ、すごい。

 そんなこんなで今日の日記も終わりですかね。これぐらいの量の文章をコンスタントに書き続けられるようになりたいけど、まだ難しそう。小説なら意外と簡単なんだけどもな……。ではまた次の日記で。

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